今まで、たくさんのインプットをして、それをアウトプットに変えることが成功する秘訣だと考えていました。
だから、たくさんのインプットを求める訳ですが、インプットを求めている時点で、自分の欲しい情報しかインプットしていないのかもしれません。
インプットは人の好みに片寄りやすい
インプットの方法は人それぞれです。テレビ、新聞、本や雑誌だけでなく、ブログやSNS、最近ではバイラルメディアなどもあります。幅広い情報を得るのであれば、ジャンルに拘らず、色々なジャンルからインプットを得るべきです。
例えば、ブログやSNSなどでは、自分の好みにマッチしたものを選り好みしがちです。自分と趣味が合う、意見が合うとなると、そればかりを求めてしまうようになります。
すると、入ってくるインプットは、自分の趣味嗜好だけに片寄ってしまいます。それでは視野が狭く、より柔軟な考え方や新しい考えが生まれなくなってしまいます。
必要なのは片寄った情報ではなく広い視野での情報
インプットしてアウトプットをするということは非常に重要ですが、せっかくアウトプットするのであれば、質にもこだわるべきです。アウトプットの質を上げるには、インプットの質も上げる必要があります。
幅広いジャンルの知識や、正反対の意見を取り込むことは、インプットの質を上げ、より深く考えることができます。博識であることは、他人よりも考える幅が広がり、使える知識も多くなるということです。
かつてインプットの主流であったテレビ、新聞、雑誌などは、若い人からの支持が低下していますが、それでも幅広い分野に対するインプットがあるといったメリットがあります。インターネットでは都合の良い情報を検索しがちですが、それを回避するにはバイラルメディアを活用することが有効です。
情報の真偽判断は自己責任
情報の信頼度という点で言えば、似たり寄ったりです。どちらも、信用できるものもあれば、信用できないものもあります。どちらが情報源として優れているかというよりも、必要な情報を、自分の責任で真偽の判断をしてインプットしていくしかありません。
自分の都合のいい情報ばかり集めると、ウソの情報に振り回されることがあります。情報を盲目的に信用するのではなく、あえて反対意見を取り入れることによって、情報の真偽を見極めることができるようになります。
労力を使うことが、質の良いインプットに繋がっていくのです。
まとめ
一般的に「できる」と言われる人や、成功している人の多くは、情報を受け取るアンテナの感度がいい人が多いです。良質なインプットを浴びるように入れ、上手く取捨選択しているので、それを良質なアウトプットにつなげることができます。
偏ったジャンルに特化しない、様々な情報は、タイムリーに役に立たなくても、点と点が結び付くように突然役に立つこともあります。
将来の自分に役立てるためにも、良質なインプットを集めることを習慣としたいですね。
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