あなたの人生は、これまであなたが人生の中で選択してきた立場によって決まります。
成功するかしないか、お金持ちになるか貧乏になるか。
他人によって決められるのではなく、自分自身で選んできたのです。
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)
選択肢は2つ、自由でいるか不自由でいるか
例えば、不自由に生きている人は、常に自分がもらうことばかり考えています。仕事をした対価としていくら給料がもらえるか。お金を払うことによって、どのようなサービスを与えてもらえるのかなど。
友情や愛情も、与えてもらえるから自分も返しますが、与えてもらえないとわかると、その人から去っていきます。
もらえるものが何もなくなることを恐れ、もらえるものに縛られているので、決して幸せになることはできません。
自由に生きている人は、常に与えることばかり考えています。経済的にも感情的にも自由なので、もらうことよりも与えることに幸せを感じます。
相手がどうこうではなく、見返りを求めず自分がしたいようにしているので、不満やイライラを感じることがなくなります。
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自由人=お金持ちの人ではない
この、自由に生きているということは、何もお金持ちの人のことを言っているわけではありません。お金持ちだからと言って、お金から解放されて自由であるとは限らないからです。
例えば、すごい成功したお金持ちのミュージシャンが、いつの間にか大きな借金を抱えて自己破産したなんてニュースがあったりしますよね。
とんでもないお金を稼いでいたはずなのに、自分の器以上のお金に縛られてしまったがために、結局お金から自由になれなかったという例です。
ここでいう自由になるというのは、縛られないという意味の自由です。収入が少なかったとしても、お金を使うことにあまり興味がない人は、お金持ちではなくても自由に生きていることになります。
不自由な人は自分で不自由になっている
不自由な人生を生きている人は、自ら進んで不自由になろうとしています。
毎日休みもほとんどなく、遅くまで仕事をしている人は、たまの休みは体を休ませたいと家でのんびりすることを選びます。
せっかくの休みは、平日仕事をするための休みとなり、何のために働いているのか分からなくなります。それでも、そうした人の多くは、生活のためだからしょうがないと言います。
しかし、お金に縛られ、仕事に縛られた生き方は、何のための人生なのでしょうか。それでは働くためだけの人生であり、とても幸せだとは言えません。
とは言っても、人はなかなかそういった生活から抜け出すことができなかったりします。それならば、自分を価値ある人間に成長させるべきなのです。
あなたが受け取っている報酬は、あなたが提供しているサービスの量と質によって決まるのですから、質をあげれば当然報酬も上がります。
適切な報酬がもらえないのであれば、仕事を変えればいいのです。適切な報酬をくれる会社がないのであれば、逆に今もらっている報酬が適切だということです。
適切な報酬をもらっているにもかかわらず、不自由なのは自分が選んだ結果なのですから、自分でなんとかするしかないのです。
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自由な人生を生きるためには真剣に変わることを考える
不自由な人生を生きている人が、自由な人生を生きるためには、真剣に今の自分を変えることを考える必要があります。
私は、不自由な人生を生きてきた10年前に比べると、少しは自由な人生を歩みだすことができました。昔よりも休日は増え、労働時間は短くなり、収入も増えました。
しかし、まだまだお金に縛られていますし、時間も生活もたくさんの制約があります。本当の自由にはほど遠い状態だと思っています。
それでも10年前よりも変われたのは、本気で自分を変えたいと思ったからです。そのためにそれまでの自分の生き方を見直して少しづつ変える努力をしました。
そして、その思いは今も変わりありません。本当の自由を目指して、今もなお変わろうとしています。
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まとめ
成功や幸せが人それぞれ違うように、自由な生き方というのも人それぞれ違います。
世間的に見て成功してそうに見える人や幸せそうに見える人が、不自由な人生を生きていたり、ごく一般的な生活をしている人が、自由な人生を生きていたりもするものです。
本来の成功や幸せは、世間的なものではなく、実は個人的なものなのかもしれませんね。
それではまた、see you!
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