「ゆとり世代」はなぜ叩かれるのか!?

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先日の某TV番組で、「ゆとり世代は日本を救うのか!?」というテーマを取り上げていました。

しかし、テーマとは裏腹に、その内容は「団塊世代」のコメンテーターが「ゆとり世代」を一方的に叩くというような悪意があるとしか思えない内容でした。

 

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「ゆとり世代」がすぐにネットに頼るのはダメなのか!?

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まず、出てきた話題は、「若い世代は何でもかんでもネットで調べて自分では考えない」という指摘でした。それに対して「ゆとり世代」の若者は、「自分で調べろと教えられてきたのに調べたらネットに頼ると言われるのはおかしい」と反論します。

「団塊世代」のコメンテーターは、ネットで調べただけで終わりにしてしまうのが問題だとさらに反論しました。

このことで思ったことは、何かを調べるのに、新聞を読んだり、本で調べるという今まで団塊の世代たちがしてきた方法が正しいとし、便利なネットを否定するというのは、時代の流れに乗れない愚かな人間の発想だと言わざるおえないということです。

 

ネットによって、知りたいことへショートカットできる

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無駄な時間がネットによって短縮できるのですから、それのどこが悪いのかと言いたくなります。得た情報に対して、それ以上考えないというのは人それぞれであり、それは「ゆとり世代」に限った話ではありません。

むしろ、「団塊世代」などは、得られる情報源が限られた環境しかなかったため、新聞やTVで得た情報だけで物事を判断するしかありませんでした。そのため、いろいろな考えが思いつかず、「仕事とはこういうものだ」というような偏った考えだけしか出てこないのです。

逆に「ゆとり世代」はネットによって様々な立場の人の考えや生き方を知ることができるので、多種多様な考えを持つことができるのです。

どちらが正しいとは一概には言えません。しかし、これからの時代、どちらが幸せになるかといったら、間違いなく「ゆとり世代」の生き方のほうが幸せになると言えます。

 

団塊世代とゆとり世代の考え方は何故違う!?

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そもそも、「団塊世代」と「ゆとり世代」では学校教育の方針が違うのですから、考え方が違うのは当たり前です。

「団塊世代」は、会社の歯車になるように個性を否定して、画一的な人間を作ろうとしていたのに対して、「ゆとり世代」は個性を尊重して多種多様な人間を作ろうとしました。

根本的な考えが180度違うにもかかわらず、自分たちの考えが正しいとする「団塊世代」がおかしいのです。

 

ゆとり世代と上手に付き合う方法

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根本的な考えが違うのであれば、相手の考えを理解しようとすればいいのです。同じ日本人なのにこのような問題が起こるのであれば、根本的な考えが異なる海外の人たちとは仕事ができないということになります。

それでは、グローバル化の進む世の中の流れに乗り遅れ、ビジネスチャンスを失うことになってしまうでしょう。

自分の常識が全てだという考えを捨て、相手を理解するためにコミュニケーションを重視すれば、世代は違えど、きっと上手くいくのです。

 

 

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