父親が心筋梗塞で倒れた!原因は朝のウォーキング!?いざという時の準備はしておいた方がいい

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先日の朝、私の父親が心筋梗塞で倒れました。

2年ほど前に検査入院をしたときに、父親の死というものと向き合っていたので、心の準備ができていましたが、それでもやはり、できるだけ経験したくないものです。

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突然の悲報!父親が心筋梗塞で倒れた

父親が倒れたと連絡があったのは、火曜日の朝でした。前日飲み過ぎてしまい、二日酔いで朝食を食べていたところ、母親から電話がありました。

こんな時間に珍しいなぁ…と思いながら電話に出ると、元気のない声で「お父さんが倒れた。今、救急車呼んだ。」とのこと。とりあえず意識はあるようなので、会社に連絡し、上の子を保育園に預けてから、妻と一緒に病院に向かいました。

病院に着いて受付で確認すると、ICUのナースステーションに案内され、そこでまだカテーテルで処置の最中だということを聞きました。その後、母親と合流でき、倒れた時の状況を聞くことができました。

 

倒れてから処置までの時間が短かったので助かった

母親の話によると、朝起きて、いつものように早朝の散歩に出かけ、家に帰って来て自分で朝食の準備をした後に突然苦しみだしたようです。

最初は、救急車を呼ぶことを拒んだのだそうですが、よっぽど苦しくなったのか、やはり救急車を呼ぶように母親へ伝えました。

その後、病院に到着したところ、たまたま心臓外科の医師がいたため、すぐに診てもらうことができました。診断の結果は、心筋梗塞。心臓に繋がっている三本の太い血管(冠動脈)のうち、一本が詰まっていました。

幸い、倒れてから処置を行うまでの時間が短かったので、大事には至らなかったのですが、それでも一時的に心臓に血液が流れていなかったため、多少心臓が弱くなってしまいました。そして、一度弱くなった心臓は、今後回復することはないと告げられました。

処置をしてくれた医師は、すでに別の急患の対応に行ってしまったので、担当した看護師さんが説明をしてくれました。そして、説明のあと、父親と面会することができました。

点滴や管などをつけられた状態で寝ていた父は、弱々しい声ではありましたが、意識もしっかりとしていました。胸が苦しいのもおさまったらしく、少しお腹が減ったと言っていたので、私たちもようやく安心することができました。

 

心筋梗塞の原因は遺伝的なもの!?

心筋梗塞になる原因はいろいろとあるようですが、私の父親の場合は、血圧が高かったことと、悪玉コレステロール値(LDL)が高かったことが原因と考えられるそうです。

高血圧やコレステロールの原因もいろいろとあるそうですが、生活習慣や食事などが一般的な原因とされています。飲酒、喫煙、塩分の多い食事や、脂の取りすぎなど。

しかしながら私の父親の場合、毎日規則正しい生活をし、飲酒はあまりせず、喫煙もしていません。少し気になるのが、母親の作る食事の味付けが、少し濃いめなことと、年の割に油ものを食べているということですが、それでも塩分や脂が取りすぎというほどではありませんでした。

また、運動についても、山登りが趣味で、毎朝1時間ほど散歩に出かけているくらいなので、運動不足というほどではなかったと思います。

そうして考えると、生活習慣や食事が原因というよりも、他の原因が考えられます。例えば遺伝的な要因とか。ただ、そうすると、もう気をつけようがないですよね。なので、普段健康に気をつけていたとしても、突然心筋梗塞で倒れるということがあり得るのだということがわかりました。

 

実は危険な朝のウォーキング(散歩)

ウチの奥さんが看護師なので、いろいろと教えてもらったのですが、毎日の運動として行っていた早朝の散歩というのは、本当にやめたほうが良いのだそうです。

早朝の散歩はとても気持ちよく、早起きして運動しているので、健康に良いイメージがあります。しかしながら実はそれが、体への負担がとても大きいのだとか。

まず、寝ている間に体温が下がった状態で、運動するのは体に負担をかける行為です。体温が下がった状態で急な運動をすると、血流が早くなり、血圧が上がります。

また、起きたばかりで、食事をする前だと血糖値が下がった状態です。血糖値が下がった状態で運動したほうがダイエット効果はありますが、体への負担は大きくなります。若いうちは体も耐えられますが、高齢になるほど避けたほうがいいでしょう。

そして、寝ている間に体の水分が少なくなっているのも原因の一つです。寝ている間に、血液中の水分が少なくなり、起きたばかりの時は、血液がドロドロとした状態になります。その状態で運動し、血流が早くなると、血栓ができやすくなり、動脈硬化が起こりやすくなります。

そのため、起きてすぐに喉が渇いてコップ一杯の冷たい水を飲みたくなりますが、これも危険です。冷たい水もまた、体に負担をかけます。起きてすぐに水分を取りたいのであれば、常温の水を飲んだほうが良いのです。

朝起きたばかりでは、血がドロドロで血圧が高くなりやすく、血栓ができやすい状態で、冷たい水を飲んだり、低血糖状態で運動していたのですから、脳梗塞心筋梗塞になりやすいことばかりをしていたわけです。

なお、私の父親は69歳でしたが、同じような状態では、30代や40代でも同じく脳梗塞や心筋梗塞になる可能性はあります。自分は若いつもりでも、体は思っている以上に老いているものなので、「自分は大丈夫!」と過信せず、気をつけたほうが良いでしょう。

 

大丈夫と過信せずすぐに救急車を!

今回、大事に至らなかったのは、すぐに救急車を呼んで病院に搬送してもらって、処置をしてもらえたからです。処置までに時間がかかっていたら、もっと大ごとになっていたかもしれません。

多くの人は、自分がどんなに苦しくても、「大丈夫だから。」と大ごとになることを拒否しますが、素人の大丈夫ほど根拠のないものはありません。

緊急時に、様子を見ようと安静にさせているだけでは、無駄に時間をロスするだけの可能性もあります。脳梗塞や心筋梗塞など、一分一秒を争う症状を見逃してしまう恐れもあります。

また、大きな病院では、紹介状などがないと受診できないことが多いです。なので、自分たちで車を出して連れて行っても、受け入れてもらえない場合もあります。

救急車を呼ぶメリットは、緊急時に受け入れてくれる病院を探してもらうことができることです。安易な症状で救急車を呼ぶのはダメですが、ヤバい!と思うような時には躊躇せず救急車を呼びましょう。

 

まとめ

奥さんが看護師なので、その時の状況を丁寧に解説してくれたおかげで、パニックなることもなく冷静に対応できました。

病院で受ける説明って、難しい用語がたくさん出てくるので、分かりづらいんですよね。

また、今回の原因系もいろいろと教えてもらえたので、退院後の生活を見直すこともできそうです。

しかし、父親もいつ亡くなってもおかしくない歳になったんだなあと、痛感してしまいました。親孝行もしなきゃと思いますが、万がいち亡くなった時の対応についても、退院して元気になった時に話しておこうと思います。

それではまた、see you!

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