あなたには夢がありますか?
誰もが、大人になるにつれて、いつの間にか夢を持たなくなってしまいました。夢を持つのは恥ずかしいとか、夢なんか持っていても、どうせ叶いっこないなんて思ってしまっているのではないでしょうか。
では、なぜ夢は叶わないことが多いのでしょうか。それは、大抵の人が夢を夢のままにしてしまうからです。
「夢」を見ているだけでは叶わない
夢とは、行動を伴わないただ見るものです。「〜したいなぁ」「なれたらいいなぁ」というただの願望。
漠然と想像するだけで何も行動に移さないので、叶うはずがありません。
小さい子供が将来の夢を持っていて、大人が夢を持たないのは、大人はただの願望は叶わないことを知っているからです。
無駄な願望を抱いて失望するよりも、そんなことを考えないほうが楽に生きれることを知っているからです。
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叶えるためには「夢」を目標にする
夢を叶えている人たちって、夢を夢のままにしていないんですよね。しっかりと夢を目標に変換しています。
夢がただ見るだけの妄想や願望であるのに対して、目標は目指すべきゴールです。目標となれば、そこにたどり着くための道を探し、その道の進み方を探して目標に向かうことができます。
一時期、サッカー日本代表の本田圭佑選手の小学生の頃の夢が話題となっていました。本田選手が夢を叶えられたのはなぜでしょうか。
それは、運と才能があったからだけではありません。小さな頃から、「世界一のサッカー選手になりたい。」ではなく、「なる!」という目標を持っていたからです。
そして、「世界一のサッカー選手になるために、世界一練習する。」と目標に向かって行動に移したからです。
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ほとんどの人は「夢」がないわけではなく諦めているだけ
意外と夢を持っている人って少ないんですよね。高校生とか大学生の子達と話すと、将来やりたいことがないとか、夢がないと言っています。
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じゃあ、「興味があることはないの?」とか「何している時が楽しいの?」と聞くと、ゲームをしている時とか、テレビを見てる時なんて答えがちゃんと返ってくるんですよね。でも、「それを仕事にしたら楽しいと思わない?」と聞くと、「そんなのどうせ無理」と諦めてしまいます。
おそらく、この子たちにとって、ゲーム会社やテレビ局で働くことは、頭のいい大学の学生たちが高い競争率を勝ち抜いて就職していると思っているのだと思います。
しかし、実際は、それに関わる仕事なんて世の中には山ほどあって、バイトや派遣でも、その業界に入ることができたりします。あとは、自分で実績を積み上げていけば、入りたい会社に転職することも不可能ではないんです。
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結局、知らないし知ろうともしないので、「夢=叶わないもの」と勝手に定義して、あきらめているにすぎないんですよね。でも、せっかく描くことのできる夢があるのなら、それを実現させるために行動にうつせばいいと思うんですよ。
今の世の中、ネットでググれば、いろいろな情報が出てきますし、教えてくれる親切な人もいます。勝手に自分で判断して諦める前に、他に方法がないかと調べることから始めてみれば、意外と簡単に夢が実現してしまうなんてこともあるかもしれません。
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努力をするのが面倒くさいだけ
夢はあるけれど、それを実現させるための努力は面倒くさいって人も多いかもしれません。ではなぜ面倒と思うのでしょうか。それは、その努力が報われるかどうか確信が持てないからです。
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人は、できるだけ無駄なことをしたがりません。報われない努力は、するだけバカだと思っています。少し努力をしたことが、すぐに結果に結びつくのであれば、誰もが行動にうつしますよね。
「実現する可能性が低い=無駄な努力」なのであれば、実現する可能性を高めてあげればいいわけです。適切なタイミングで、適切な方向に、適切な量の努力をすることが、無駄な努力にしないコツなので、じっくりと計画を立てて行動にうつせば、おのずと結果がでるようになるわけです。
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まとめ
私は、今まで漠然と「いつかダイニングバーとか居酒屋をやりたいなぁ…」という夢がありましたが、それに対して何か行動をしてきたことはありませんでした。心の中で、「お金もないし、結婚して子供がいるからそんなリスクは取れない。」と勝手に諦めていたのです。
しかし、最近になってお金の勉強を始め、投資信託などで投資を始めてから、具体的な定年後の生活をイメージするようになりました。
とりあえず、定年までに家計の貯蓄とは別にお金を貯めて、それを使って定年後にダイニングバーか居酒屋を始めようという目標を立てました。お店を始める前に調理師学校にも通いたいとも思っています。
漠然とした夢が目標になった瞬間に、やるべき行動が明確になりました。これまで、毎月使い切っていた小遣いも、小遣い管理アプリを使って管理してから出費が徐々に減りましたし、貯金できない性格だったのですが、ブログの収入を使って毎月積立で投資信託に投資することで、自然とお金を運用するようになりました。
漠然とした夢も、目標や目的にすることができれば、人は行動することができるんですよね。
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それではまた、see you!
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