何かを成し遂げた人や世界と戦う人たちの言葉というのは深く心に響きますよね。
今週発売されたPRESIDENTで「毎日が楽しくなる言葉101」という特集で、世界と戦うトップアスリートの言葉が出ていましたので紹介します。
自分で自分の責任をとれる人の言葉
photo by 本田圭佑オフィシャルWEBサイト
何で他人が俺の進む道を決めんねん 自分の道は自分で決める ~サッカー日本代表 本田圭佑~
ビッグマウスとして有名だった本田選手が、いつからかビッグマウスと言われなくなったのを気づいたでしょうか。
前回のW杯でも、多くの人が予選突破か良くてベスト8といった目標を口にする中、本田選手と長友選手だけは「W杯優勝」という目標を口にしていました。
今まで、日本人で「W杯優勝!」という夢を言っていたのはキャプテン翼の大空翼ぐらいです。
そんな本田選手といえば、小学生の時の夢がSNSやCMで拡散されて有名ですが、その夢を叶えるための努力も怠らなかったそうです。
何もしないで大口を叩くとビッグマウスと揶揄されてしまいますが、言った後には必ず周りを納得させる結果を出すところがスゴイところです。
「有言実行」は自分に逃げ道を作らないための手段なのです。
信念を曲げない人の言葉
photo by Spotiva
これだけは変えられない これだけはずっと持っていないといけない というものを大事にしてほしいです ブレてはいけません絶対に軸がないとダメです。 ~メジャーリーガー 田中将大~
ルーキー時代から自分の信念を持っていた田中投手は、入団当時に野村監督のアドバイスすらも耳に入れなかったようです。
他人の意見を聞いてそれが自分にとってプラスになると判断すれば取り入れますが、ただ単に上司のアドバイスだからと言って聞くようなことはしなかったそうです。
結果がでなければ責任を取るのは自分であるということがわかっているので、信念を曲げることは決してしません。
それが、日本でも米国でも驚異的な成績を収めている秘訣なのかもしれません。
謙虚に努力ができる人の言葉
photo by 石川遼オフィシャルWEBサイト
練習をしているときは 自分が一番下手だと思っていないと いけないと思います。 ~プロゴルファー 石川遼~
成功する人というのは現状に満足せず、常にその先を目指しています。高校生でプロの大会で優勝し、プロ転向後、一時期は国内で敵無しという活躍をみせた石川選手もその一人です。
国内だけで成功を続けるのであれば、何も変えずに同じゴルフをすればその後の活躍は約束されたようなものでした。
しかし、石川選手は海外で勝つためのゴルフを求め、更なる進化をするために努力を続けたのです。
現状に満足するのではなく、常に自分の成長できる余地を探して努力する。スポーツの世界だけでなく、全ての人が学ぶ姿勢であるといえます。
努力の先に結果があることを知っている人の言葉
photo by 毎日新聞
運命ってだいたい決まっているんじゃないですかね 自分が努力すればその先はもう決まっているんじゃないですか そんな気がします ~フィギアスケート 浅田真央~
多くの人は、結果を求めるあまり、結果の出ない努力は意味がないのではないかと思ってしまいがちです。
しかし、浅田選手は結果よりも目標に向かってする努力に対して意味を見出していました。
結果というのは努力の先にあるオマケであり、結果よりもそこに至るまでの準備がどれだけ完璧だったかを求めていたように見えました。
結果ありきでは、いつかは努力をやめてしまいます。結果ではなく努力することに意味を見出すことができれば、私たちはさらにまた成長することができるのです。
まとめ
いかがでしたか。
トップアスリートたちは、私たち凡人が思っていてできないことを簡単にやってのけているように見えます。
しかし、そこには実は強い信念だったり、自分の仕事に対するプライドを持っているからこそ、自分の考えを貫きことができているのです。
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