家庭や職場でストレスが溜まる理由として、相手への不満が原因だったりします。
では、その不満の原因って何だと思いますか?
多くの人は、不満に思うのは相手に原因があるものと考えがちですが、実は相手ではなく自分にあるのです。
相手に望むことが叶わないと不満に思う
自分ばかりとか、何で自分がと考えてしまうと、どんどんと不満がたまり幸せではなくなっていきます。
それは結局、相手に望むことがたくさんあるからなのだと思います。
相手というのは、人によっていろいろです。奥さんだったり、夫だったり、自分の子供といった身内のケースもありし、友人、知人、上司や部下といった他人のケースもあります。
ただ、不満に思う原因は相手が身内だろうが他人だろうが一緒です。自分の求めることを相手がしてくれないから。
相手に対する依存心があると、不満をもちやすくなってしまうのです。
自分が望むことがあるように相手にも望むことがある
では、不満に思っているのは自分だけでしょうか?自分ばかり貧乏くじを引き、相手は全て満足しているのでしょうか?
そんなことはないですよね。相手には相手の望むことがあり、それを全て自分が叶えてあげているとは限りません。
すると、自分が不満に思っているように、相手も不満に思っていることはたくさんあるのです。
それぞれが自分の人生の主役なのですから、自分の考え方が正しいと思い、それを相手にも望んでしまうものです。
育った環境が違うのですから、それを判れというのは無茶な話ですよね。
大切なのは必要以上に相手に望まない
では、あなたのその不満はどうしますか?
言って解消できるならいいですが、それは不満のタネを相手に渡しているだけにすぎません。自分の不満が解消された代わりに、相手が新たな不満を持つこともあります。
不満のタネをお互いに渡しあっているだけでは、いつまでたってもお互いに幸せになれません。
だったら、その不満のタネを捨ててみたらどうでしょうか。必要以上に相手に求めず、できるだけ自分で解決しようとするのです。
不満が解消できるかどうかを相手の行動に委ねてしまうと、相手が受け入れてくれなければ不満が解消されることはありません。さらに新たな不満を生み出してしまうことになります。
そうではなく、相手に委ねず最初から自分で解決してしまえば、不満を自分の力でなくすことができるというわけです。
まとめ
仏教では、「人生は苦である」という教えがあります。自分の思い通りにはならないという意味です。
思い通りにならないものを思い通りにしようとするから不満がでます。そうではなく思い通りにならないものはしょうがないという開き直りが、幸せになる秘訣なのです。
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不満は他人ではなく自分で作り出したものだったんですね。
それではまた、see you!
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