先日、普段サラリーマンとして働いている会社の部長と飲んでいたときに、どんな人が課長になれるのかという話になりました。
世間一般的に通じるか分かりませんが、それでも「なるほどなぁ」と思ったので、シェアしておきます。
出世する人の特徴5つ
圧倒的な実力で周りに認められている人
どこの部署にも、何かあったらこの人に聞いておけみたいな人いますよね。誰もがその部署で一番頼りになると認識している人です。
圧倒的な実力というのは、同僚や後輩だけでなく、自部署や他部署の上司たちからも頼りにされている人のことです。
そうした人は黙っていても自然に出世していきます。出世する手段としては一番理想的なかたちです。
余計なことを言わない人
仕事の実力など、いい意味で目立つ分には周囲から認められますが、人間性など悪い意味で目立つと周囲からの評価は上がりません。
具体的に言うと、何かにつけて正論を通そうとする人は周りからいい印象を持たれない傾向にあります。
正論というのはかなり鋭利な武器となります。正論なので、周りの人たちも反論できません。しかし、正しいと分かっていてもいろいろな事情でできないから悩んでいるのです。
正論を言って自分でそれを実行する人は、圧倒的な実力がある人として周りに認められますが、正論を言うだけの人は周囲から煙たがられる存在になります。
会社内において、評論家は一番嫌われます。自分で行動しないのであれば、余計なことを言わないということも必要です。
上司の指示に素直に従う人
部下の評価をするのは上司です。その上司の指示に素直に従うかどうかというのは意外と重要だったりします。
会社は組織ですから、上司の指示に従うのは当然です。文句を言いながらも最終的には従わなければなりません。
自分が上司の立場だったとして考えてみても、素直に指示に従う人と、毎回なにかしら言い訳をしたり、愚痴を言いながらやる人では、前者のほうが好印象であることは間違いありません。
であれば、余計なことは言わずに、素直に上司の指示に従うのが最良の方法なのです。
気が利く人
気が利くと言っても、上司に媚を売れという訳ではありません。仕事に対して気が利くという意味です。
言われたことをただ素直に聞くだけでは評価は上がりません。マイナスにならないだけです。評価されるには少しだけでも気が利くということが必要です。
指示されたことに対して、少しだけでも気の利いたことができれば、それだけで評価は変わります。
例えば、言われなくても資料をまとめておくとか、関係部署に根回しをしておくとか、指示された納期よりも1日でも早く終わらすなど。少し頑張ればできることをやることが大切なのです。
言われたことをキチンとやるという評価は、いつしか言われたことしかやらないという評価になりかねません。継続して、言われたことをキチンとやるという評価を得るには、少しだけでも気が利くということが重要なのです。
会社内に仲間が多い人
評価も所詮は人間がつけるものです。多かれ少なかれ好き嫌いが左右する部分も否定できません。というのも、仕事は組織でするものですから、人から嫌われるというのはそれなりに仕事上ではマイナスになります。
社内に仲間が多い人は、いざとなったときに頼りになります。人脈を駆使して仕事をすることができるからです。
一方、人脈がない人というのは助けだけでなく、出世する際の後押しを受けることもできません。人事評価の際には、少なからず周囲の評判も考慮されたりするものです。能力的には足りているのになかなか出世できない人は、この周りの人たちの後押しが足りなかったりします。
仕事は一人ではできないのですから、評価されていないのであれば、一度会社での周囲との関係性を見直してみる必要があります。
まとめ
いかがでしたか?仕事の力量に対して正当に評価されて出世するのが理想ですが、よほどでない限り、社員の力量は似たり寄ったりといったところではないでしょうか。
社員の力量に差がなく、他人と比較して加点が期待できないのであれば、評価は減点方式となってしまいます。残念ながら、これは大手企業であればあるほど、こういった傾向にあるのです。
大きな減点をされないように、「目立たず」「余計なことを言わず」「上司の指示に反発せず」「少し気が利き」「仲間が多い」人が出世するというわけです。
圧倒的な実力があったとしても、周りに敵ばかりでは評価はされない可能性があります。であれば、実力とともにこれらのことも意識していけば、出世の近道になることでしょう。
参考記事:「大企業病」と呼ばれる症状の5つの特徴
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