子どもが2歳になり、これからだんだんと、いろいろなことを教えていかなければならないのですが、教えるにしても、自分の考えがしっかりしていないと子どもにもちゃんと伝わらないですよね。
というわけで、子どもが大きくなったら伝えようと思っていることをメモしておきます。
今回は、「お金を稼ぐということ」
お金を稼ぐということ
お金を稼ぐ方法は二つあります。一つは嫌なことを我慢して稼ぐこと。もう一つは人が喜ぶことをして稼ぐこと。多くの人は嫌なことをしてお金を稼ぎます。我慢したことに対する対価としての報酬ですね。
しかし、人間は誰もが嫌なことはしたくないと思っています。なので、できるだけ嫌な思いをしている時間を短くしようとしますし、楽をしようとします。
だから、できれば仕事には行きたくないし、行ってもできるだけ楽してサボろうとしてしまいます。自分の周りにこういう人、結構いますよね。
この場合、嫌なことをしているので努力もしないし、やる気もおきなくなります。その結果、もらえる報酬だけの仕事しかしないので、それ以上報酬が増えるはずもなく、ずっとお金がない状態が続きます。
原因は幼少期のお小遣いのあげかた!?
では、なぜそうなってしまうのかというと、幼少期の親のしつけにあるのではないでしょうか?一番悪いのは子供の頃に親がお小遣いをあげるために家の手伝いをさせることだと思ってます。
やりたくない家の手伝いの対価としてお小遣いが貰えるということは、小さい頃からやりたくないことをしないとお金が貰えないと教えているのと同じです。
そうではなく、お金は人が喜ぶことをするとそのお礼として貰えるということを教える必要があります。
例えば、子供にお手伝いをさせてお小遣いを渡すのであれば、お手伝いの対価としてお小遣いが貰えるのではなく、お手伝いをしてもらうと親がありがとうと思う、そのありがとうの対価としてお小遣いが貰えるのだと教えてみてはどうでしょうか。
おじいちゃんやおばあちゃんが孫にお小遣いをあげるのも同じです。会いに来てくれてありがとう、一緒に遊んでくれてありがとうという気持ちをお小遣いという形で表しているのです。
どんな仕事でも人の役に立っている
どんな仕事でも自分や相手を幸せにすることができます。お金を払ってくれるお客さんはもちろんですが、一緒に働く仲間や同僚、上司や部下、外注先の人も仕事に関わる人です。仕事に関わる全ての人が幸せになれば、その成果は必ず報酬に反映されてきます。
仕事に関わる人には当然家族も含まれています。例えば家族のためにイヤイヤ仕事をしていても、自分は幸せになれません。犠牲になっているとう気持ちしかないので、あとあと必ず後悔してしまいます。
しかし、考え方を変えてみると、そういった後悔をしなくて済むかもしれません。仕事に行くことによって家族を幸せにすることができて、家族の幸せ=自分の幸せであれば、仕事に行くことは自分も幸せになるということになります。
解釈の違いかも知れませんが、このような考え方の違いだけで、お金を多く稼げる人とそうでない人の差が出てくるのだと思います
まとめ
これから先、小学校、中学校、高校、大学と進学しても、こういった考え方を教えてくれる人はなかなかいません。今の学校教育は、社会に出て、何も疑問に持たず企業の歯車になる人間を作り上げようとしているからです。
参照記事:学校教育に期待するのはムダ!日本の学校は「ある人間」を作ろうとする養成所である
まぁ、そもそも、教師もこのような教育を受けていないので、こういう考え方の教師が少ないというのも理由の1つだと思いますけどね。
だから、親自身がこれから始まる「なんで?なんで?」にきちんと答えられるように準備していく必要があるのだと思います。
【ご紹介】
お金に対する教育は、学校では教えてくれません。親がしっかりと理解し、子どもに教えてあげなければなりません。しかし、親もまたお金の教育を受けていないのですから、子どもにどう伝えればいいのか分かりませんよね。
下に紹介するのは、お金について何も知らず、貯金0で散財し続けていた私がお金と向き合う大事さを学べた本です。
目からウロコのことが分かりやすく書かれているので、ぜひ読んでみてください。
コメント