ゆとり教育の影響か、今の若い世代は上の世代からのバッシングが特に多い。
そんな若者たちがダメなのは本当にゆとり教育のせいなのでしょうか。
ゆとり教育が悪いというが、それは本当にゆとり教育のせいなのだろうか!?
あなたは誰かの見本になれていますか?
ゆとり世代に対する評価は得てしてマイナスのものが多い。
『今の若者は根性がなくて。』とか『今の若者は言い訳だけ一人前で言われたことなんかひとつも出来ない。』、『今の若者は仕事場の付き合いが悪くプライベートを優先する。』など。そしてそのすべてをゆとり教育のせいにされてきました。
しかし、それは本当に若者のせい、ゆとり教育のせいなのでしょうか?実際は、お手本になる大人が少なくなっていることが原因なのではないでしょうか。
ダメだダメだと責任を若者のせいにするのではなく、若者を変えるにはダメだと言っている大人が変わらなければなりません。
常に誰かの見本になれるように。そうすれば周りには素晴らしい見本しか居ないのだからみんな素晴らしい大人になるのではないでしょうか。
若者がダメだと言われるのは、なにも今に始まったことではない。
山本五十六の言葉で以下のような名言があります。
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。
いつの時代も今の若者は…と言われ続けてきました。
思い返して下さい。自分が若者だった頃、今の自分達と同じ世代の人たちに、同じ様に今の若者はダメだと言われてたことを。
その頃の自分達は、大人は何も分かっていないと思っていたし、今の時代そんなん古臭い考えじゃダメだ!と思っていたことを。
当時の自分を思い返せば若者が理解が出来る。
当時の自分を思い返し、何故大人は分かってくれなかったのか?何故若者は大人にダメと言われる行動をとるのだろうか?ということを考えてみてください。
それが理解できて行動に移すことが出来れば、きっとあなたの周りにはダメと言われるような若者は居なくなり、素晴らしい若者ばかりになることでしょう。
腹を割って話してみると今の若い世代もそんなにダメじゃないことに気づきますよ。
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