いつも愚痴っている人っていますよね。仕事の愚痴、人間関係の愚痴、家族に対する愚痴などなど。
では、愚痴ってしまう人は、どんな特徴があるのでしょうか。
人に依存しすぎる人の愚痴
多くの愚痴は、他人が「~しない」とか「~してくれない」など、自分の思い通りにならないことに対して出てきます。
逆に、愚痴を言わない人は、他人に期待せず、自分で何とかしようとするので愚痴は出ません。他人に依存し、期待しているので、してくれないことに対する不満が大きくなるのでしょう。
すると、だんだんと「なぜ自分ばかりやらなければならないのか」という不満まで出てきてしまい、愚痴はさらに広がってしまいます。
ひとつの愚痴は、次の愚痴を引き寄せるので、そういう人はいつも文句ばかり言っています。
やる気がある人の愚痴
依存する人の愚痴と似ているようで違うのが、やる気がある人の愚痴です。やる気がある人の愚痴は、同じように、周りが動かないことに対する愚痴だったりしますが、その根本にはもっと良くしたい!という思いがあります。
楽したいからとか、自分ばっかりといった愚痴ではなく、こうしたらいいのに!といった前向きな愚痴であるため、依存する人の愚痴とは少し違います。
ただ、聞いているほうからすれば、愚痴は愚痴ですので、あまりいい印象を持たれません。周囲の評価は悪くなっている可能性があります。
愚痴をはくとマイナスが引き寄せられる
どんなに前向きな愚痴だろうが、人に依存する愚痴だろうが、言っていることはマイナスなことばかりです。すると、マイナスな言葉ばかり吐いている人には、マイナスの運気が集まってきてしまいます。
マイナスの運気を自分で運んできてしまうので、事態はいっこうに解決しません。すると、さらに愚痴が増えてマイナスの運気を引き寄せてしまうという悪循環が繰り返されてしまいます。
また、愚痴を聞かされて、いい気持ちになる人はいません。聞く人間にマイナスの負荷を与え、嫌な気持ちにさせられるのですから、周りからどんどんと人がいなくなっていきます。
結果として、愚痴を言っても何一ついいことはないのです。
愚痴は言葉ではなく文章にして発散する
愚痴は、少しぐらいならストレス解消になるので、吐いてもいいという人がいます。しかし、愚痴を吐くというのは癖になるので、できるだけ吐かないのが賢明です。
しかしそれではストレスばかり溜まってしまう。であれば、人に愚痴をぶつけるのではなく、ノートなどの紙に文字として吐き出すという方法がおすすめです。
日記のようにその日の不満や愚痴を書きなぐれば、誰に迷惑をかけることもなくストレスを発散できます。「言霊」という言葉がある通り、口から出る言葉には魂がこもりますので、口に出さないことによって、マイナスなことを現実にしないようにするというわけです。
まとめ
いかがですか。愚痴を言い続ける人は、言うのをやめようと思っていても自然に出てしまうものです。愚痴を言わないで済むということはなかなかありません。
であれば、愚痴が自然と出る前に吐き出す必要があります。だから文章として書き起こすのです。余裕ができてきたら、今まで書いてきた愚痴の解決策を考えていきましょう。
そうすれば、振り返りの役にも立てることになり、冷静に受け止めることができます。愚痴がなくなれば、マイナスの運気は寄ってこなくなりますよ。
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