自分のミスや間違いを認めることができない人って結構いますよね。
いろいろな要因がありますが、どうやら小さい頃から誉められて育てられてきた人に多いようです。
そういった人は若い人に多いのですが、決して「ゆとり世代」に限ったわけではなく、20代後半~30代前半ぐらいの人にもいたりします。
謝れない人の特徴5つ
プライドが高くミスを認めたくない
小さい頃から誉められてきたので、自分を過大評価している傾向にあります。
「自分がミスをするはずがない」という思いが強いので、「ミスをした」「間違えた」という結果を認めたくないし認めない、といった態度をとってしまいます。
責められたくない
誉められて育ってきたので、人から責められるようなことを経験してきていません。経験してきていないため、責められるとどうしたらいいのか対処できないのです。
すると、責められたくないという気持ちが強くなりミスや間違いを認めることができません。逆に「何故責められなければならないんだ」と逆上する場合もあります。
責任をとりたくない
ミスや間違いを認めることができない人は、自立していない人が多いです。
常に周りの人がなんとかしてくれていたため、自分で責任をとったことがなく、責任という言葉にひどく拒否反応を示します。
負けず嫌いである
ミスや間違いを認めることは相手に負けたと思ってしまいます。負けず嫌いなので、どんな状況になっても負けたくないという気持ちが強く、頑なにミスや間違いを認めることはしません。
論点を別のことにすり替え、最終的にはミスや間違いを無かったことにしようとすることもあります。
自己否定されたくない
プライドが高く、負けず嫌いで責められたくない人に共通するのが自己否定をされたくないということ。
正しいと思っていたことを間違っていると否定されるので、自分のすべてを否定されたと思い込み、頑なにそれを認めようとしません。
恥なのは「間違ったこと」ではなく「間違いを認めない」こと
間違いを認めない人は、間違えたことを恥だと思っている傾向にあります。そういう人たちには、間違ったことが恥なのではなく、間違いを認めないことが恥なんだということを教えなければなりません。
人は誰しもが何かを間違えながら生きていくものです。そこでどのような態度をとれるかが、その後の人生に大きく関わっていくということを理解させる必要があります。
そういった人は、他の人の話として伝えると意外と素直に受け入れることがあります。他人のことは冷静に分析することができるからです。謝らないことを直接指摘したりするよりも、効果的であることがあります。
また、謝罪しなければならない相手に「謝罪しろ」と言われても素直に聞けません。「謝罪すべき」というアドバイスをするときは、あなたが第三者の立場の時でなければ聞き入れてもらえないでしょう。
興奮状態の時に話してもムダなので、少し時間をおいて冷静になった時を見計らって話をするなど、アドバイスをするタイミングも大事なのです。
謝罪できない人は成功できない
謝罪ができないということは、自分のミスや間違いを修正するきっかけを失うことになります。ミスや間違いといった失敗は人を成長させるためのチャンスでもあるのです。
失敗を受け入れ、見直すことができる人は同じ過ちを繰り返さず、成長することができます。成功する人にすんなりと謝罪できる人たちが多いのもそういった理由からです。
謝罪できない人は、失敗をチャンスに変えることができないので、成長する機会を失ってしまうのです。失敗を認め、謝罪ができるようになるのも、成功するための秘訣といえるでしょう。
さて、あなたは謝ることができる人ですか?
それではまた、see you!
コメント
謝らない企業に上場企業が多い。コンブラのプレッシャーのなか、告白できない社風があるのでしょう。
本気でWinWinの関係があると思い込み、逆に客に謝罪を求めてくる始末。相手の執行役員が青く見えてならない。付き合うこちらが疲弊する。
彼らはどんなキャリアを積んできたのだろう。
自然と口元がゆるむ(笑)
[…] このサイトによると、謝れない人は成功しない。んですって。わかるなぁ〜。 […]
「謝れない人は成功しない」
ある意味それは正しくて、
ある意味それは意味不明。
というのも、
そもそも「成功」という価値観をどう捉えているかによって、その答えは変わってきてしまう。
コメント欄に「謝らない企業に上場企業が多い」とあるけど、
無学でたいした生活をしてもいない僕からしたら、
「上場企業になっただけで成功やん」
「上場企業には入れただけで成功やん」と思ってしまう。