「野村ノート」に学ぶ上司の心得

公開日: 書評

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元プロ野球監督、野村克也氏の代表的な著書であり「球界のバイブル」と呼ばれたベストセラー「野村ノート」。

野球に関する内容がほとんどですが、中にはリーダーとして、上司としての管理術が記されていました。

そして「野村ノート」には、その考えのもととなる野村監督が感銘を受けた様々な名言が出てきます。

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おかげさまで

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夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う

借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか

親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう

「俺が」、「俺が」を捨てて
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい

著書の中では「ある社会活動家の言葉」とありますが、調べてみると上所重助という詩人の方の詩だそうです。

この詩を読んで、自分自身に「感謝の心」が欠けているということに気づかされました。

部下や後輩が今までできなかったことをできるようになっても、それが出来て当たり前と評価もせず、まだまだ足りないとさらに上を望むことばかり考えていたからです。

できなかったことができるようになったというのは、部下や後輩が頑張ったからであり、頑張ってくれたことを感謝すべきであったということに気づかせてくれました。

当たり前のことなんか何もなく、あるべきものはただ感謝だけ。「感謝の心」を持って部下や後輩と接すれば、今まで以上に成果を上げてくれるはずです。

 

心が変われば人生が変わる

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心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。

これはインドのヒンズー教の教えだそうです。

人は、育ってきた環境や教育によって、人格が形成されていきます。

長い時間をかけて作られたあなたという人格は、なかなか簡単に変えることは難しいでしょう。いきなり全てを変えることもできません。

しかし、その人格を形成している元となるのは「心」です。

意識が変われば見える世界も変わるのでだんだんと生活が変わっていきます。今の人生に不満があるならば、不平不満を周りにぶつけるよりも、自分の「意識」「考え」を変えると運命が開かれることでしょう。

 

諸葛孔明の家訓

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優れた人は静かに身を修め徳を養う。
無欲でなければ、志は立たず、
穏やかでなければ道は遠い。
学問は静から、才能は学から生まれる。
学ぶことで才能は開花する。
志がなければ学問の完成はない。

諸葛孔明が子孫のために残した家訓のなかにある一節だそうです。

ビジネスだけでなく、人生も勉強の繰り返しです。学生時代、あんなに嫌いだった勉強を、社会人になって進んでするようになるとは思いませんでした。

では、社会人になってからの方が勉強したのは何故かというと、社会人では誰も教えてはくれないからです。

学生時代、学校や家では先生や親が社会のこと、勉強のことを教えてくれる環境があります。

しかし、社会に出ると、自らが学ぼうとする意志や行動を示さなければ、学ぶことができなくなります。

学ばなくても良い環境に満足してしまうと、人としての成長はなく、それまで学校や家で教わってきたことはそれ以上の意味を持たなくなってしまうのです。

いつまで勉強すればいいんだ!という気持ちであればきっと勉強はしなくなるでしょう。常に新しいことを学ぶ姿勢が自然となることが必要なのです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。野村監督は、指導者、上司という立場でこれらの言葉を引用していましたが、私には上司自身が意識すべき言葉であると感じました。

「自分はすでにやっている、こういう教えを部下に教えよう!」ということではなく、自分自身がもう一度謙虚に、ここに出てきた言葉を感じることが大事なのです。

 

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    上場企業で働きながら週末社長として起業しました。起業した記録とマインドハックを備忘録として記録しています。
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