以前の投稿で決断をするのに一番必要なのは勇気であると言いました。
新しいことを始めるとき、お金も経験ももちろん必要だけど本当に必要なのは…
では、この勇気。なにに対する勇気なのでしょうか。今日はそんなお話です。
決断するときに必要な勇気の正体
勇気といっても、いろいろな勇気があります。辞書では勇気を以下のように言っています。
いさましい意気。困難や危険を恐れない心。
では、勇気とは困難や危険を恐れない心だけのことなのでしょうか。
リスクに対する勇気
まず、一番最初に誰もが思いつくであろう、失敗したときのリスクに対する勇気です。失敗した際に失うものが大きければ大きいほど、決断する際の勇気もたくさん必要になります。
しかし、そのリスクも十分に使える資金や数々の経験などがあれば、そのリスクは小さくなり、必要となる勇気も少なくて済みます。
つまり、十分な準備があれば成功することが確信に近づくので、少ない勇気で容易に決断することが出来るのです。
羞恥心に対する勇気
次に、失敗したときに周りからどんな目で見られるかということを気にする羞恥心に対する勇気です。
知らないことを聞く勇気がないのは、知らないことを馬鹿にされるのが嫌だから。挑戦する勇気がないのは、失敗したことを馬鹿にされるのが嫌だから。失敗ではなくてもうまくいっていないことを知られるのが嫌だから。
つまり、プライドが高ければ高いほど、決断する勇気がなくなっていくのです。
こういう場合、まずはそのプライドを捨てることから始めなければなりません。くだらないプライドのせいでやるべきことができないなんて馬鹿らしいと思いませんか?
仮に、失敗したとしても周りの人が何か言っているのは、ほんの少しの期間だけのことです。
プライドを捨てるだけで、失敗という大きな経験を得ることができれば、次の決断時に大きなプラスになります。
周りの目なんか気にしないで、ガンガン挑戦していきましょう。
勇気の出し方の秘訣は「信頼」と「開き直り」
そうは言ってもなかなか勇気が出せない。そういった時、どうやって勇気を出していけばいいのでしょうか。
それは、「信頼」と「開き直り」です。
リスクに対する場合、十分に準備した自分を「信頼」し、一緒に協力してくれる仲間を「信頼」する。
また、「ここまで準備したんだからダメならしょうがない」といったいい意味での開き直りによって、いざという時に勇気を出すことができます。
羞恥心に対しても同じです。周りが変な目で見ることはないという周りの人への「信頼」であったり、「笑われたってもいいや」という開き直りが大事なのです。
まとめ
リスクに対する勇気よりも、羞恥心に対する勇気の方が、実は乗り越えるのが大変です。
人はどうしても他人の目を気にしてしまうものです。
しかしながら、その壁を「信頼」と「開き直り」で乗り越えることができれば、また一つ成功に近づくことができることでしょう。
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