うちの子も2歳になり、世間でいうところの「魔の2歳児」となりました。そう、第一次反抗期です。
毎日仕事をして、家事をして、子育てもして…こんなに大変なのに、子どもはイヤイヤと言うことを聞いてくれません。
子どもにとって重要な時期とはいえ、どう接したらいいか悩んでいるパパやママも多いのではないでしょうか。
2歳児の成長は見えづらい
0歳から1歳にかけては、赤ちゃんの成長を感じる機会が多いですよね。
寝返りをうったかと思うと、ハイハイしていたり。そのうち、立ったことに喜んでいると、いつの間にか歩き出したり。
身体の発達が著しく、子供の成長が目に見えて分かりやすいので、成長を実感しやすかったりします。
その点、2歳になるとそれまでの成長に比べて、目に見える成長が少なくなるように感じます。
ママに甘えることが多くなったり、イヤイヤ期が始まったりと、どちらかというと手のかかることが多すぎて、成長を感じる余裕もなくなっている時期なのではないでしょうか。
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しかし、2歳児も0歳児や1歳児と同じように、しっかりと成長しているんです。
2歳児は身体よりも心の成長が著しい
実際にうちの子を見ていると、内面的な成長を感じます。まだちゃんと喋ることができませんが、こちらの言っていることは、だいたい理解ができますし、コミュニケーションを取ることもできるようになっています。
また、これまでは他のお友達と一緒に遊ぶことができませんでしたが、徐々に一緒に遊べるようにもなってきました。時間はかかりますが、着替えの時に自分で洋服を脱ごうとしますし、私やうちの奥さんの真似をしたがるようになりました。
これは、自我が芽生え、いろいろなことを覚えられるようになり、自分の頭で考えることができるようになってきているのだと思います。
ダダをこねたり、パパのことがイヤイヤになるなど、手のかかることばかり目立ってしまうので気づきにくいですが、それこそ成長の証(あかし)なのです。
ダダをこねるのは自分を主張できるようになった証
自分を主張するということは、自分のしたいことがハッキリとあり、自分の意思を表すコミュニケーションを取り出した証拠です。
テレビが観たい、自分でしたい、ママに甘えたいといった気持ちを主張し、それが叶わないと、イヤイヤとダダをこねる。言葉がまだうまく話せないので、そういった態度で自己主張するようになっているのです。
そもそも、1歳頃からオモチャやものを投げ出すようになりますが、それも自己主張の表れです。自分のしたいことができないストレスを「物を投げる」という行為で表現しているわけです。
大事なのは理解したことを伝えること
こうした時の対応としては、子どもの意思表示を理解したことを伝えてあげること。そして、抱きしめてあげること。
私は、息子がイヤイヤをしたり、ダダをこねると頭を撫でながら「〜したかったんだね。」と伝わっていることを教えます。そして、その後は抱っこして抱きしめます。
なかなかすぐには泣きやみませんが、その場合は、外に出たりして気分転換をさせています。子どもって、違うことに気が向くと、意外とすぐに気分が変わるんですよね。
だから、ダダをこねていることを叱ったりする必要はありません。時間をかけてコミュニケーションを取れば、ちゃんと伝わるんです。
仮に、そこで叱ったりしてしまうと、子どもは自分の主張が理解されないと思ってしまいます。それが続くと、そのうち自己主張しなくなってしまう恐れがあります。
そうならないように、きちんと向き合う必要があるんです。
まとめ
せっかく子育てをしているのですから、しっかりと子どもの成長を感じたいですよね。そのためにも、ちゃんと子どもの成長のサインを気づいてあげたいものです。
そうすることによって、愛情はきちんと伝わってくれると思いますよ。
【ご紹介】
子どもを育てていると、何が正解なのか迷っていしまうことってありますよね。叱った方がいいのか、見守った方がいいのか。。。
小さいときの育て方でその後の子どもの一生が決まってしまうかと思うと、自分の育て方が正しいのか親としては不安になってしまいます。
下に紹介する本は、そんな不安を取り除いてくれるバイブルとなってくれます。親は、自分が育てられた方法を基準に子育てをしがちですが、しっかりと知識を持つと、子どもとの向き合い方が変わるかもしれません。
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