言葉には力があります。
時には人を傷つけ、時には人を救う。それが言葉の力。
あなたも、誰かの言葉で傷つき、そして誰かな言葉で励まされたりした経験はないですか?
同じ言葉でも、使う人、聞く人、言い方、タイミングなどなどで全く違う意味になってしまうことがあります。
だからこそ、自分が発する言葉には責任を持たなければならないのです。
言葉には人を傷つけ人の人生を悪いほうに変える力がある
何気ない一言で相手を傷つけることがあります。
言った本人は全く無意識で悪気がなかったとしても、聞き手側が不快な思いをすれば、それは相手を傷つける言葉になります。
また、わざと相手を傷つける言葉を発することもあります。不快な思いをした時、相手にやり返すために発する言葉です。
それらの言葉は、人の心に傷をつくります。暴力で身体的な傷を与えるよりも、大きな傷を与えられることもあります。
それが結果として人の人生を狂わすこともあるのです。
例えば学校や会社でのイジメ。上司や先輩、取引先からのパワハラ。
それらが原因となり、鬱などの心の病気になることもありますし、自分に自信が持てなくなって積極性を失ったりすることもあります。
それだけ悪い言葉というのは大きなマイナスの力を持っているのです。
一方で言葉には人を励まし勇気づけ人生を良いほうに変える力もある
一方、言葉が人を救うこともあります。
人からの応援の言葉は、大きな力となりますし、辛く苦しい時の励ましの言葉は、心の支えとなることもあります。
そして、人から後押しされた言葉によってやる気になったり、行動に移せたりすることによって人生を大きく変えることもあります。
また、特別な言葉ではなくても、「ありがとう」や「おつかれさま」、「おはよう」「おかえりなさい」などの日常の挨拶も、あるのとないのでは全然変わります。
日常の挨拶もない職場や家庭では雰囲気が悪く関係性がうまくいっていない状態ですが、当たり前のように笑顔で挨拶があると、雰囲気が明るくなり関係性もうまくいきます。
そして、「嬉しい」「楽しい」「美味しい」のほか、「好き」「頼りにしてる」などなど、プラスの言葉を相手に伝えることでも、相手にプラスの感情を生み出すことができます。
つまり、言葉の持つ力というのは、自分や他人の人生にも影響を与えるほど大きなものがあるわけです。
選ぶ言葉が悪いと相手は違う意図で受け取る
例えば、口は悪いけど常連さんからとても愛されている居酒屋のマスターがいるとします。
そのマスターがどんな口調で話しても、相手が好意的に捉えれば、悪い言葉にはなりません。
その裏には、「こんなに口が悪くても、実は愛に溢れた人」とか、「実は優しい人なんだよ」と言った言葉以外のところから受け取る印象で好意的になるかどうか変わります。
しかし、それはあくまでも受け取り側がどう思ってくれるかでしかありません。
そんなマスターの人柄を知らない初見の人にとっては、「なんだあの店は」と嫌な思いをする人もいるでしょう。
それによって、SNS上で叩かれて炎上し、お店を閉店せざるおえないなんてことも今の時代あり得ることです。
誰もが自分のことを受け入れてくれるホームの状態であれば許されていたことも、そういう垣根が少なくなってきた現在では、途端に批判の的となってしまうこともあるのです。
まとめ
このブログでも、文脈が上から目線の言い方だと批判を受けることが多々あります。
私としては、これまでの人生の中で気づいたことや勉強してきたことを、過去のダメな自分に向けて書いているのでこのような文体になるのですが、読んだ人が自分への批判だと感じてしまえば、感情的になって批判したくなるのだと思います。
ただ、それを気にしてしまうとブログが書けなくなってしまうので、あまり気にはしないようにしていますが、言葉の力というものを考えるようになりました。
今後は、誰かを傷つけないように、誰かを励ましたり、助けてあげられるような文章を書くようにしていきたいと思います。
さて、あなたは言葉の力を信じますか?
それではまた、see you!
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