成功者が持っていて、そうでない人が持っていないのが「お金」と「人脈」です。
お金と人脈を求めることは、卑しいことというイメージを持たれてしまいますが、それは、そればかりを求めすぎてしまうからです。
成功してきた人たちは、求めた結果として得たのではなく、引き寄せて得ることができたのです。
お金と人は、追いかけると逃げていく
追いかける人生から追いかけられる人生へとシフトしなければ、永遠にお金と人を引き寄せる人間にはなれない。
経営コンサルタントたちがしきりに口にする「マーケティング」とは、何のことはない「追いかけられる存在になれ!」ということなのだ。
私も、以前postした記事で同じような話を書きましたが、お金や人脈を求めている時点で自分が下手(したて)になってしまっています。
関連記事:お金は追っかければ逃げてしまう
収入の低い人ほど何の努力もしないので、求めるばかりで与えるものを持っていません。何も持っていない人に、お金や人が集まってくるわけがないのです。
モテたいモテたいと思っているということは、現時点で異性にとって魅力がない存在だと認めているのと同じです。
追いかける人生から追いかけられる人生への転換のコツは、自分が何かを持っている存在だと自信を持つことです。
人には少なからずいくつかの長所があります。その長所を磨き、相手から求められる存在になれば、自然と周囲から求められる人間になりますし、次第にお金も回ってきます。
そんなに自分に自信のない根暗なイケメンよりも、自身に満ち溢れた少しブサイクな男の方がモテているというのはよくある話です。
まずは自分の長所を見極めるところから始めましょう。
去るものを追うと貧しくなる
もしあなたが出世して人生のステージを上げていきたいのであれば、心を鬼にして去るものを追わないことだ。
あなたが逆の立場になればわかることだが、人は身近な仲間の成功を見せつけられるほどの屈辱はない。
仲間とは非常にありがたいものです。苦楽を共にした相手というのは、一生の友として側にいてほしいものです。
しかし、人には様々な人生が待っています。仲間の方が先に次のステージへ上がろうとしているとき、祝福できずに「裏切るのか!」と罵声を浴びせる人さえいます。
そうした人たちは、自分が次のステージに上がることを諦めてしまっている人たちです。上昇志向がある人であれば、「先に行っててくれ、俺もあとから行く!」という気持ちを持って快く送りだすことができますが、自分の力ではこれ以上は無理と思っている人ほど、周囲の人の足を引っ張ろうとします。
もしも、あなたが人やお金を得たいと思うのであれば、全ての出会いと別れを受け入れることです。人との別れは、新たな出会いを生んでくれるものです。そうした新たな出会いが、これまでになかった経験をもたらすきっかけになることがありますよ。
貧乏人への最短コースは言い訳上手になること
もしもあなたが貧乏人コースの志願をするのであれば、言い訳上手になることだ。
死んでも貧乏人コースにだけは歩みたくないのであれば、言い訳下手になることだ。
言い訳下手であれば、言い訳が通じないから実力で評価されるしか生きる道はない。
自分の実力不足を言い訳で正当化する人は、責任から逃れるためだけに言い訳を繰り返します。
「年齢が若いと話を聞いてもらえない。」「女性だと相手にしてもらえない」「出店場所が悪い」「客層が違う」などなど。実力がある人は、そんな条件でも結果を出し続けますが、都合の悪いことは、うやむやにするのが言い訳をする人です。
言い訳をする人が信用されないのは、いざという時に責任から逃れてしまう人という印象を持たれてしまうからです。逆に言い訳が下手な人は、責任から逃れることができないので、必死に実力を伸ばして責任を果たそうとします。
何かにつけて言い訳をする人と、言い訳もせず責任を負う人、どちらが信用されて仕事と人脈を手にできるかは、説明しなくてもわかりますよね。
関連記事:自立していない人ほど言い訳をするけれど、言い訳をして本当に責任から逃れることはできるの!?
まとめ
成功する人と、成功していない人の思考や言動、行動は、その違いを見てきた人によると全く正反対のことをしていることが多いそうです。
これだけ正反対のことをしているのだから、結果に差がつくのは当たり前なのだと言います。
世の中には、成功している人、お金を持っている人よりも、そうでない人のほうが多くいます。多くいるということは、成功しない人の行動が普通の行動として認識されるので、誰もが気付かず普通のこととして考え、言葉にし、行動してしまうものです。
逆に言えば、それだけ気づいていないのですから、成功している人の思考や行動を真似し続けると、すぐに成功していない集団の中から抜け出すことが出来るそうです。
わかってはいるけどなかなかできない…と諦めるか、わかったからにはやる!と決断するか、どちらを選ぶかはあなた次第ですよ。
それではまた、see you!
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