【カメラ初心者必見!】一眼レフカメラやミラーレスカメラで背景ボケ写真をきれいに撮るコツ4つ

カメラ
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一眼レフやミラーレスを購入して、さぁこれからいい写真をいっぱい撮るぞ!と意気込んだものの、一番最初にぶち当たる壁が、カメラの設定ではないでしょうか?

露光?絞り?シャッタースピード?何それ美味しいの?と思っている方も多いはずです。

解説しているサイトは山ほどありますが、どれもこれもが専門用語を使っているので、読んだだけではチンプンカンプン。実際、私も最初は何を言っているのか全く理解が出来ませんでした。

そんなカメラの原理なんてどうでもいい、ただ背景がボケたそれっぽい写真が撮りたいんだー!という人、多いですよね。

というわけで、用語もあまりわからない本当のカメラ初心者が、簡単にそれっぽい写真が撮れるように、撮り方のコツをわかりやすく説明してみます。

 

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背景ボケ写真を撮るポイント4つ

絞りを開放する(F値を小さくする)

一番手っ取り早く背景ボケ写真を撮るなら、F値を小さくすることです。では、一眼レフやミラーレスよりも背景ボケが撮りづらいコンデジ、PowerShot S120で解説してみたいと思います。

設定の仕方としては、絞り優先モード(AとかAv)に合わせて、F値を小さくします。

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簡単にザックリと説明すると、F値を小さくすることによって、ピントの合う範囲が狭くなります。すると、ピントの合っていない背景がボケるというわけです。

逆にF値が大きくなると、ピントの合う範囲が広くなるので、背景がボケなくなるのです。

f1.8

【F1.8】

f4.0

【F4.0】

F1.8ではガネーシャにピントが合っており、後ろの背景がボケています。F4.0では、後ろのピサの斜塔にもピントが合っており、背景があまりボケていません。

F値の意味は別にありますが、そういった難しいことは置いといて、最初はF値小さい=背景ボケると覚えておきましょう。

 

撮りたいもの(被写体)と、背景の距離を離す

ピントが合う距離(範囲)がF値によって変わるということは説明しました。ということは、背景をピントが合わない距離に持っていけば、背景がボケるわけです。

被写体と背景の距離が離れていれば、背景にピントが合わなくなるのでボケるようになります。では、先ほどの写真を見てみましょう。

f1.8

ピサの斜塔もボケていますが、より距離の離れているコロッセオや後ろのソファーのほうがボケています。ピントが合っているところよりも離れれば、より綺麗にボケてくれます。

 

撮りたいもの(被写体)に近づく

被写体にピントを合わせる時、カメラと被写体の距離が離れているとピントが合う範囲が広くなってしまいます。ということは、被写体に近づけば、それだけピントが合う範囲が狭くなるということです。

すると、背景が近くてもボケますし、背景が遠くなればさらに綺麗にボケてくれます。

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この写真は、F1.8で撮影しています。F値が小さくても被写体が遠いと、背景はあまりボケていないのがわかります。ガネーシャの後ろの、ピサの斜塔もコロッセオもあまりボケていません。後ろのソファーが若干ボケていますが、背景が遠くF値が小さいことによるものでしょう。

では、被写体を近づけてみましょう。

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F値は同じ1.8です。被写体が近づいたことにより、背景が綺麗にボケてガネーシャが綺麗に浮かび上がっています。

 

望遠で撮影する

F値を小さくするとボケると説明しましたが、F値が大きくても背景をボケさせる方法があります。それが、ズームを使って望遠側で撮る方法です。

では、先ほどの被写体の距離が遠い写真を見てみましょう。

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F1.8で撮影しても、背景はボケていませんが、これをズームで撮ってみます。

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この写真はF値 5.0で撮影しています。標準倍率で撮影した場合、F5.0では背景はボケてくれませんが、ズームで撮影したこの写真は、背景が綺麗にボケているのがわかります。

F値を小さくするとピントが合う範囲が小さくなるのと同じように、ズームを使うとピントが合う範囲が小さくなります。ピントが合わない=背景がボケるわけですから、ズームを使うとF値が大きくてもボケてくれるというわけです。

 

まとめ

ではザックリとまとめます。

  • 絞り優先モード(AとかAv)に合わせてF値を一番小さくする
  • 背景の距離を離す
  • 被写体に近づく
  • 望遠側で撮影する

この4つの要素を使えば背景ボケの写真が撮れます。4つの要素のうち、1つより2つ、2つよりも3つ、4つを組み合わせれば、ボケやすくなります。

ちなみに、コンデジや携帯のカメラでは、これらの要素を組み合わせても背景ボケの写真を撮るのは難しいです。

カメラのセンサーの大きさがボケの要素でもあるので、ハイエンドコンデジ < ミラーレス < 一眼レフ(フルサイズ)の順に背景がボケやすくなります。

逆に、記録写真などでボケさせたくない場合は、これらの逆をすればいいのです。F値を大きくしたり、被写体から離れたり、ピントを合わせたいもの同士の距離を近くすれば、ボケずに綺麗にピントのあった写真が撮れるというわけです。

 

いかがでしたか?少しはわかりやすく説明できたでしょうか。これが入り口となりもっとカメラに興味をもってもらえれば嬉しいです。

その時は、もっと詳しく解説したサイトで勉強してみてくださいね。

それでは。

 

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コメント

  1. […] […]

  2. はる絞り より:

    とてもわかりやすい説明ありがとうございました。
    一眼レフ買ったばかりで、まずはAUTOでそこそこ綺麗に撮れるところまではわかったのですが、一眼レフでやりたいこと、自分でダイアル?操作して撮るところでF値シャッター速度って???と調べているところです。少しわかりました。早速実行してみます!

  3. はる絞りさん
    コメントありがとうございます。AUTOから卒業できれば、たくさん良い写真が撮れるようになりますよ。
    まずはAもしくはAvモードで撮ってみてくださいね。