成功者たちも困難にぶつかることがありました。しかし、困難を困難のままにしておかなかったからこそ、その後の成功があったわけです。
成功者たちの言葉はそういった場面で、いつもヒントとなることを教えてくれます。
今回は「限界を突破するための名言集」です。
自分を活かすための言葉
能力を活かす
僕らは毎日、自分自身にストップをかけている。
十分な能力があるにもかかわらず、
できないと思いこむことによって、
その能力を自ら放棄しているんだ。講演家/ポール・R・シリィー
自分の能力を正確に把握している人はどのくらいいるのでしょうか。過信している人もいれば、過小評価している人もいます。
困難に立ち向かったとき、得てして人は自分の能力を信じられなくなってしまうものです。
自分には無理なことというのは能力がないから無理なのではありません。無理という判断をしてしまったから無理なのです。
自分にブレーキをかけるのはもうやめにしませんか?
厳しい状況に追い込む
穏やかな環境では、質の良い材木は育たない。
風が強ければ強いほど、材木は強くなる。マリオット・インターナショナル創業者/J・ウィラード・マリオット
人でも生き物でも、過保護過ぎる環境では耐性が弱くなってしまいます。逆に過酷な環境では、耐性が鍛えられていくのです。
人も生き物も、環境に適応しようと進化していきます。しかし、穏やかな環境では進化する必要がないため、少しの逆境にも弱くなってしまいます。
平穏な環境は何かを成し遂げてから求めても遅くはありません。過酷な環境にいたあとに平穏な毎日になれば、さらに快適でいられますよ。
次のステップのための言葉
自分のできないことをする
私はいつも自分のできないことをしている。
そうすればできるようになるからだ。画家・彫刻家/パブロ・ピカソ
人は怠ける生き物です。自分の力量にあったことしかしなければ、平穏な毎日は暮らせますが、そこには成長がありません。
成長のコツはいまの自分の実力よりも少し上のことをやり続けることです。
高過ぎるレベルのことは頑張ってもなかなかできるようにはならないので、いつの間にか頑張ることをやめてしまいます。しかし、少し頑張ればできそうなことをひとつづつ積み重ねていけば、できることがどんどんと増えていくのです。
今いるところに留まらない
どこかにたどり着きたいと欲するならば、
今いるところには、留まらないことを決心しなければならない。モルガン財閥創始者/J・P・モルガン
平穏な毎日にあるのは現状維持ではなく、退化だけです。時代や環境が日々変わっていくにもかかわらず、変化を求めないのであれば、時代についていくことができなくなります。
目指すべき場所があるのならば余計に立ち止まっている場合ではありません。一歩を踏み出さなければ、目指す場所には近づけないのです。
二歩目の事は考えなくていいです。まずは一歩目を踏み出しませんか?
自分を磨く言葉
己との闘い
己自身と闘うことこそ最も困難な闘いであり、
己自身に打ち勝つことこそ最も素晴らしい勝利である。詩人/ローガウ
自分の人生において責任を取るのは常に自分です。どんな状況であれ、最終的な判断をくだすのは自分だからです。
すると、自分の責任を回避しようとして途中で諦めたり、やめてしまったり、楽なほうへ逃げようとする自分が現れます。
このもう一人の自分が、かなり強敵です。この、もう一人の自分に打ち勝つことができる人が成功に近づける人なのです。
かなりの強敵なので、勝てないことも多いかもしれません。しかし、闘うのをやめず、負けても諦めなければ、必ず勝利することができます。
なぜなら、人生の主役はあなただからです。主役がステージから降りなければ、ラストは必ずハッピーエンドとなりますよ。
自分に賭ける
自分を賭けることで力が出てくるんで、
能力の限界を考えていたら何もできやしないよ。芸術家/岡本太郎
火事場のクソ力という言葉があります。極限の状況になるとリミッターが外れたように思いもよらぬ力がでるというものです。
しかし、 どんなに極限の状況だったとしても、人間が100mを6秒台では走れないように、極限の状況になったからといって、自分の能力以上のことはできません。できたのであれば、それがその人の本当の能力なのです。
普段からその能力が発揮できないのは、自分自身でリミットを決めつけているからです。
自分で自分の限界を作らず、もっとできる!もっとやれる!と挑み続ければ、火事場のクソ力がいつもの実力となるでしょう。
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