ネットを見ていたら、少し古いですがこんな記事を見つけました。
読書時間ゼロ、大学生の4割 「暇ならスマホ」
若者の情報収集に欠けている「ある視点」~「なんで新聞が必要なの?」といぶかる新人へ~
年をとると、どうしても自分がしてきたことのほうが正しいと思いたいのか、デジタルが主流になってきた今の時代の流れに反発するような発言が増えてきます。
でもそれって、損しているだけとは思いませんか?
携帯をいじってるからといってSNSやゲームをしているとは限らない
私も電車での移動中は常にスマホをいじっています。それは、Twitterやブログ、ニュースサイトから情報を得るためです。
もともとTwitterはあまり活用していなかったのですが、使ってみると情報収集するのにかなり便利なことに気がつきました。
また、スマホに換えて、ブログやニュースサイトから最新のニュースやガジェット情報を得るようになってから、インプットの量が格段に増えたと実感しています。
紙媒体だけが本や新聞ではない
タブレットの普及により、電子ブックを利用する人も増えました。また、新聞各社も有料会員向けで紙面と同じ記事を配信しているので、紙媒体だけが本や新聞ではなくなってきています。
それこそ、電子版のほうが安かったり、読み終わったあとに処理に困ることもなくなり、近い将来には紙媒体と電子版の比率が逆転する日が来るのも大袈裟な話ではないでしょう。
過去にアナログだったものは、どんどんと電子化されていく時代にもかかわらず本や新聞といった紙媒体にこだわるのには、どうにも理解できません。
小説だってただの娯楽である
本を読まなくなったと言っている人にとって、本とは素晴らしいものであるという認識であり、ゲームや漫画はくだらないものという認識なのかもしれません。
しかし、本を読んでいる人の大多数が読んでいるのは、創作物である小説です。同じく創作物であり娯楽であるゲームや漫画と何ら変わりはないのです。
そういうことを言うと、「本を読めば漢字を覚えたり、文章を書いたときに表現が上手くなったり、想像して読むので読解力がつく」といったことを言われるかもしれません。
確かにそういった力がつく可能性があるのは否定しません。しかし、ただ娯楽として垂れ流して読んでいるだけの人にはそういった力がつかない人もいるのです。
私も、過去には年間300冊ほどの小説を読んでいた時期もありました。しかし、その頃はただの娯楽としてしか読んでいなかったので、それらがプラスになったのかというと疑問です。
面白くて人に勧めたりした本に関しては、内容や面白かったポイントを覚えていますが、それ以外のただ読んだだけの本に関して言えば、あらすじすら人に話せるか怪しいところです。
本を読むのが好きで、読んだ本すべてを自分のものにできる人でなければ、小説もただその瞬間を通り過ぎるだけの娯楽となってなってしまうのです。
TVや新聞、雑誌が正しい情報を与えるとは限らない
やらせ街頭インタビューが話題になっていたように、TVや新聞、雑誌が正しい情報を与えるとは限りません。
テレビ番組の街頭インタビューに度々登場する女性 実はタレントか -livedoor NEWS-
TVの情報番組がやらせを繰り返しているのはいつまでたってもなくなりませんし、適当な情報をたいした取材もせずに発信している新聞や雑誌も信じられるわけではありません。
もちろん、だからといってネット上やTwitterで流れてくる情報も正しいとは限りません。
twitterのネタツイートを信用してしまうリテラシーの低さに突っ込みを -APOLLON-
何が正しいかは、偏った情報収集方法に頼らず、色々な手段を駆使して集めた情報の中から、自分で正解を選択しなければならないのです。
まとめ
単純にアナログの情報を否定してデジタル情報を肯定しているわけではありません。
あまり時間が取れないので読書の時間は減りましたが、それでもビジネス本が中心ですが、気になる本は今でも本屋で買って読んでます。
新聞や雑誌の情報も、ネット経由ですが見ていますし、興味を持った記事には改めて雑誌を購入して読んだりもしています。
そして、その中には正しい情報があるのも知っています。
要するにアナログもデジタルも駆使して、あらゆる手段でインプットをすればいいのです。あらゆる手段でインプットしたものを駆使して結果を出せば、アナログだろうがデジタルだろうが関係なくなるようになります。
手段にこだわるのではなく、結果を重視するようになれば、それがどんなに無駄なことかというのがわかるようになりますよ。
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