自分の部下と上手く関係を築けず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。なぜ嫌われてしまうのか?心当たりのない人は自分の行動を見返してみましょう。
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部下に嫌われる上司の特徴5つ
人に任せず自分で何でもやってしまう。
仕事が人よりも出来て役職が付いた上司にありがちです。自分は仕事が出来るので自分と同じように仕事が出来ない部下に苛立ち、結局自分でやってしまいます。
部下にしてみれば仕事を任せてもらえず、自分がやらなくても仕事が片付いてしまうのでいつまでたっても仕事を覚えることが出来ません。
自分にしてみれば『やって見せている』つもりかもしれませんが、やり方を教えないので部下は一向に仕事を覚えることが出来ません。
役職者に求められるのはマネージメント能力です。立場によって求められる仕事が違うのにいつまでも同じ立場の仕事をしていては時間がいくらあっても足りず、新しい仕事に取りかかることも出来ません。
上司になったら思いきって自分が今までしていた仕事を部下に任せることが必要です。
自分は何もせず部下に仕事を任せるが責任も取らない。
先ほどとは逆で仕事を何もしない上司。任せることと丸投げすることを一緒にするタイプです。
仕事の評価ではなく上司に媚びを売って出世した人にありがち。自分では仕事が出来ないので、責任を取ることを極端に嫌います。
上司が頼りにならないので部下は成長しますが、部下の手柄を横取りするのもこのタイプです。自分が上司のご機嫌を取ってきたので、自分を持ち上げてくれない部下は嫌いです。
自分に心当たりがある人はせめて部下のフォローに回ってあげましょう。上手く部下を使えれば、部下が勝手に成果をあげてくれます。
そうすると、わざわざ部下の手柄を横取りしなくても、周りが勝手にマネージメント能力を評価してくれます。
部下の仕事にダメだしするが、何故ダメなのかを教えない。
非常に忙しくて部下の相手をしていられないか、コーチング能力がない上司にありがちです。仕事が出来る上司でもいますし、仕事が出来ない上司にも当然います。
部下にしてみれば、自分はこれでOKと思っているので、何故ダメなのかを理解することができず、不満ばかり増えます。
上司にしてみれば『いちいち説明しなくても分かるだろう』とか、『いいからヤレ!』と思ってるかもしれませんがそれでは部下は納得せず動いてくれません。
ダメなところは部下が納得するように説明してあげる必要があります。もしくは、『やってみせる』となお良いでしょう。
仕事の指示だけを伝え、何故それをする必要があるのかなどの目的を教えない。
上司であるあなたは、その仕事がなぜ必要なのか理解しているのは当たり前です。しかし、部下にしてみればそんなことは知りません。
むしろ知っているから上司でいるわけですし、知らないから部下なのです。知らない人に知ってて当たり前というていで話しても伝わるわけがありません。
目的を教える時間がない場合は、与えた仕事が終わってからでもいいので説明しましょう。後でも必ず説明してくれるということが分かれば、部下はあなたを信頼して黙って仕事をするはずです。
部下の仕事を認めない。
完璧主義者の上司に多いパターンです。部下にしてみれば、きっと嫌われているから認めて貰えないんだと勘違いします。仕事が出来る完璧主義者の上司なので、求める結果と部下の出した結果に差が大きくなり認めることが出来ません。
部下は上司であるあなたよりも仕事が出来ないから部下なのです。あなたが望む結果を黙ってても出せるのであれば、いつまでもあなたの部下ではいてくれません。
まずは部下のレベルに合わせた結果を認めてあげ、少しづつその結果の質を求めていくことが必要です。部下にしてみれば、あなたに認めてもらう小さな積み重ねを自信にし、さらに成長してくれることでしょう。
まとめ
世の中には様々な上司がいますし、様々な部下がいます。上司は部下を選べませんし、部下も上司を選ぶことが出来ません。奇跡的に相性の良い部下と上司であればこれほど楽なことはありませんが、そうでないことのほうが多いのが現実です。
もし、あなたが部下と上手く関係を築けていないのであれば、これらのポイントを思い返してみると上手くいくきっかけになるかもしれません。
世代の違う人間が同じ考えでいるほうが難しいのです。育ってきた環境が違うので、捉え方や考え方が違って当然と思えば少しは理解してあげることが出来るのではないでしょうか。
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