先日、私の母親が、定年後も働いていた会社の延長契約が満了し、退社することになりました。
長い間、お疲れ様の意味も込めて、お疲れ様会でもしてあげようと思い、嫁が連絡したところ、最近になって父親の体調が悪いということを知りました。
突然知った父親の体調不良
飯でも食いに行こうと、母親に連絡してみると、父親の体調が悪く、検査のために病院に入るので、食事ができないことを告げられました。
聞くと、ここ数日、下痢が止まらなく、大腸の検査をしてみて、ポリープが見つかれば、その日に手術をするといいます。
この瞬間、大腸ガンの可能性があることを知り、いろいろなことを考えてしまいました。
父親の死を想像した
大袈裟に考えているだけかもしれませんが、父親も60代の後半を迎え、いつ何があってもおかしくない年齢を迎えていました。
もう少し若い時ですと、あまり現実的に考えはしませんでしたが、もういい歳ですし、悪い方に想像してしまいます。すると、自分はちゃんと親孝行できていたのかということを、考えるようになりました。
もっと孫に会わせてあげなきゃとか、会うときはいつも家の中ばかりだったので、今度は一緒に公園に行こうかなとか。
そんな想像をしていたら、だんだん考えがエスカレートしてきて、孫と一緒に撮った写真が少ないなぁとか、遺影用の写真を撮らなきゃなど、完全に死ぬ前提で色々と考えてしまいました。
そんな話をしたら、逆に怒られてしまいますよね。ちょっと反省しました。
親孝行、したいときに親はなし
しかしながら、今回の件をキッカケに、私は後々、後悔しないだけの親孝行が出来ていたのかということを考えることができました。
「親孝行、したいときに親はなし」という言葉があるように、死んだ後に色々と後悔してしまうよりは良かったのかもしれません。
私の幼なじみの父親は、2年前に亡くなってしまったのですが、当時幼なじみは、もっと親孝行すれば良かったと、しみじみ語っていました。そのため、今は父親の分も、母親に思う存分孝行しているようです。
まとめ
人はいつかは死ぬとは言っても、やはり身近な人の死というものはなかなか想像できるものではありません。
今回、私は突然、親の死について考えるキッカケがありましたが、それがなければ、ここまで具体的に想像することはなかったと思います。
いつでも会えると思ってしまうと、両親に会うこともなかなかなかったりもしますが、そういった意味では、後で後悔する前に気がつけて良かったと思います。
皆さんも、これを読んだのをキッカケとして、親に連絡してみたりするのもいいかもしれませんよ。
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