あなたは自分のことをどれだけ正しく評価できていますが?
おそらく、ほとんどの人が、自分のことをわかっているつもりで、何もわかっていないのかもしれません。
でも、もし自分のことを正しく評価できたとしたら、人生が一変するかもしれません。
自信家は自分を過大評価し、自信のない人は自分を過少評価する
自分のことを、しっかりと分析し、正しい評価をしている人は少ないものです。
全てを上手くソツなくこなす自信家は、自分が何でもできてしまうと勘違いし、自分の実力以上の評価をしてしまいます。
周りからの意見やアドバイスを、「知ってる」「わかってる」と一蹴し、成長する機会を自ら捨ててしまったりします。
逆に、自信のない人は、自分にはできないと簡単に諦めてしまい、チャンスを捨ててしまったりします。本当はできるだけの実力があるにもかかわらず、やる前から失敗すると決めつけてしまいます。
どちらも自分の本当の姿を知っていれば、違った結果を得られたかもしれません。しかし、自分を知ることを疎かにしてしまったがために、チャンスを逃す結果となってしまうのです。
あなたは自分という商品をプロデュースするプロデューサーです
売れる商品を作ろうとした場合、その商品のことを分析するのは当然のことです。デザインはどうか?使い勝手はどうか?など、あらゆる面から商品を丸裸にして洗い出します。
また、商品のことだけでなく、商品を使ってくれている客層や、これから売りたい性別、年齢層からどのような商品がウケるのか、商品を取り巻く環境からも商品を分析します。
そうした分析結果から、それぞれの求めるニーズにマッチした商品を作り上げていくのです。
では、この商品を自分に置き換えてみてください。
自分の顔は?知識は?性格は?トークは?自分の特徴を、長所短所余すことなく分析します。
自分の顔はブサイクだと思っていたけど、どのくらいブサイクなのか?実は思っているほどブサイクではないのではないか?とか、アタマがいいと思っていたけど、意外と知らないことが多いとか…。
自分の特徴を第三者の目線で評価できたら、あとは簡単です。ブスならブスなりの方法で幸せになれる方法を探し、バカならバカなりの方法で成功する方法を実践すればいいだけです。
上手くいかないのは方法を間違っているから
そんな話をすると、ブスだから幸せなれる方法なんてないとか、バカだから成功する方法なんてわからないと言われてしまいます。しかし、それは方法を知らないだけなのです。
ブスなのに美人やイケメンと同じ振る舞いや口説き方をしてしまうから上手くいかないのです。当たり前ですよね。美人やイケメンだから上手くいく方法をブスやブサイクがしたところで上手くいくはずがありません。
同様に、バカなのに賢い人と同じ方法で成功しようとするから間違ってしまうのです。参考にするのなら、同じくバカなのに成功している人を真似ればいいのです。
世の中の当たり前のこととは、実は欠点を持っている人が上手くいくようにはできていません。自分の欠点に気づいていない人たちがほとんどなので、欠点を考慮されていないからです。
一部の成功者たちは、このことに気づき、自分の欠点を加味したオリジナルの方法で成功を勝ち取っています。
ブスなのにセレブと結婚した人もいれば、バカだったのに大企業の社長になった人もいます。そうした人たちは、欠点は自分の特徴と捉えて、それをカバーしたり、活かす方法を考えて行動してきたのです。
まとめ
自分のことを評価する機会として、就職活動中のエントリーシートがありますよね。しかし、あれも実は正しく評価していなかったりします。
入りたい会社が求めてくれる人物像に、自分を寄せて書いていたりするからです。エントリーシートの書き方の本も、企業が採用したがる書き方を教えていたりします。
そういった誰かに見せるものではなく、自分だけの評価票を作ってみるといいかもしれません。誰かに見せる必要もないので、客観的に自分を見直すきっかけと、今後どうすればいいのかという指針になります。
定期的に見直して書き替えていけば、自分の成長を実感できるようにもなり、次に何が足りないのかを振り返ることができるのでオススメですよ。
それではまた、see you!
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