結婚してから痛感したことは、価値観や大事にしていることが違うと本当にうまくいかないということ。
産後クライシスなんて言葉がありますが、うちはまさにこれ。今でこそなんとかうまくやっていますが、当時は本当に離婚寸前でした。
ただ、その時は気づけなかったんですが、今考えると全部自分が悪かったんだなと思いました。
夫は奥さんのことを考えるが、奥さんは子供のことを考えている
世の中の母親は子供のことを第一に考えます。それに対して、良い夫でいようと努力する気がある人は、奥さんのことを考えます。
普通なら、奥さんのことを第一に考える良い旦那さんなんて素敵!って思うじゃないですか。しかし、夫婦で、お互いが大事にしようとするものが違うので、些細なトラブルが生まれるようになります。
例えば、自分は家族のことをちゃんと考えられる人間だと自負している夫がいるとします。もうすぐ記念日なので、奥さんのためにサプライズデートを用意して喜んでもらおうと考えました。
しかし、奥さんとしては、そんなことを望んでいるわけではなく、そんなこと考えるくらいなら一緒に子供のことを気にしてほしいと考えていたりします。
夫としては子供だけでなく、奥さんのことも考えてのことだったのですが、奥さんにしてみれば、ただでさえ普段から自分任せなのだから、せめて余裕がある時くらい子供のことを考えてほしいと思っているという例です。
その優しさは、自分本位の自己満足ではないのか?
相手に喜んでもらおうと思って企んでたとしても、それを相手が望んでなければ、ただの自己満足になります。
にもかかわらず、せっかく喜んでもらおうと思ったのに…といった愚痴がでてしまうのは、「嫁のためにサプライズを考える俺、いい旦那!」と思っているからです。
根本的な目的が、「嫁に喜んでもらう」ということから「自分がいい旦那だという自己満足」であるからこういったギャップが生まれてしまうわけです。
雑誌やネットなどでは、「育児も大切ですが、夫婦の時間もしっかり取りましょう」といった情報があふれていますが、そういった情報を鵜呑みにせず、目の前の奥さんが何を求めているのかを見極めることが大切です。
もちろん、奥さんが「自分の時間が欲しい」とか「たまには夫婦2人の時間が欲しい」と思っているならその欲求に応えてあげるべきでしょう。しかし、夫婦の時間を取るために他の人に子供を預けるのは不安と思っていては、意味がありません。
普段子育てに参加する機会が少ない男性は、簡単に親に預ければいいと考えます。しかし、子供に対する接し方は人それぞれです。過保護すぎるくらい接したい人もいれば、少しぐらいほっといても大丈夫と考える人もいます。
子供に対する接し方が、自分と同じ考えの人ならば、安心して預けられますが、そうでなければ、預けていることが不安になってしまい、とても夫婦の時間を楽しむ余裕などありません。
ここら辺が、女性と男性の認識の差なのだと思います。
自己主張の少ない女性ほど自分よりも子供が優先
ただ、これらの傾向は、奥さんのタイプによるところもあります。控えめで自己主張が少なく、自分のやりたいことなどがあまりない人ほど、子供に対する比重が大きくなります。
それに対して、普段から行動的で、自分のしたいことなどを自己主張できる人は、奥さんのことを考えてくれる夫を求めていたりします。
傾向としては、積極的にブログやFacebookなどを頻繁に更新する人などがこのタイプにあたるようです。
奥さんがそういうタイプだと、夫からのサプライズデートやサプライズプレゼントを素直に喜び、ブログやFacebookにUPしたりします。
喜んでもらおうとしたことを素直に喜んでくれるのですから、夫としては非常にわかりやすくて助かるんですけどね。
まとめ
奥さんのことを思っての行動なのであれば、奥さんが何を求めているかも考えることが大切です。せっかく行動するのですから、奥さんにも喜んでもらいたいですよね。
ちなみに、これらの事例は全て自分が体験したことです。振り返ると、奥さんのためとか言いながら、結局は自己満足で行動していただけでした。
自分本位ではなく、相手本位で行動しなければ、うまくいきませんね。
それではまた、see you!
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