私は、普段はサラリーマンとして企業で働いて、それとは別に副業として起業しているのですが、どちらで仕事をしていても一緒に仕事をしたくないタイプの人間がいます。
それは、対して考えもせず、簡単に「無理」とか「出来ない」という人です。
「無理」という言葉を出した瞬間に思考が停止する
無理というのは簡単です。何も考えずに「無理」というたった一つの言葉で答えを出せてしまうからです。
何かを成し遂げたり、達成するためには、たくさんある道から出来るための道筋を探し当てなければなりません。この方法がダメなら、次はこの方法ではどうか?といった具合に、膨大な労力を使っても正解にたどり着くとは限りません。
それに対して、諦めることって簡単ですよね。考えることを止めてしまえばいいんですから。
しかし、そうやって簡単に「無理だ」と諦めてしまうと、少し頑張ってダメなら諦めればいいやという諦めグセがついてしまいます。
「楽」とは手段ではなく目的にするもの
人間は現状維持を好む性質があり、常に楽をしようとする傾向にあります。
楽をすることは悪いことではありません。人は、楽をするために考えて、様々なものを発明してきました。
それは、楽をするために一生懸命考えてきたからです。
しかし、多くの人は考えたくないから楽をしようとします。「楽をする」ということは、目的にすべきであって、手段にするべきではないのです。
「楽をしたいから頑張る。」これは、「楽をする」という目的のために「頑張る」という手段を選んでます。
「頑張りたくないから楽をする。」これは、「頑張りたくない」という目的のために「楽をする」という手段を選んでます。
「楽をする」ことを目的にすれば、何かを成し遂げることができますが、手段にしてしまった瞬間に何もできなくなります。
何かを成し遂げた人たちは「無理」とは思わなかった
無理という人間は何もできません。歴史に名を残してきた人たちは、周囲が「無理だ!」と言ってきたことにチャレンジして、それを成し遂げた人たちなんです。
だから、無理と言うか言わないかが、何かを成し遂げるかどうかの分かれ道になるのです。
もちろん世の中には不可能なこともあるでしょう。どんなに努力してもできないことはあります。
私が100mを8秒台で走れと言われたら、それはやっぱり無理なことです。走るためになんの努力もしていない、40歳間近の身体では、それを達成することは、確かに不可能なことだと思います。
そういうことではなく、自分自身がもしかしたら出来るのではないか?と思えることは、少なからずチャレンジしてみることが大切なんです。
他の誰かが成功したのであれば、自分にもそれが出来るのではないか?と考えることが大切なんです。
まとめ
今日から、考えもせずに「無理だ!」ということをやめましょう。「普通に考えて無理でしょう」と言うこともやめましょう。
普通に考えて無理でも、普通じゃない発想で考えれば無理じゃないかもしれません。
じっくりと考えて、いろいろな人にアドバイスを貰ったら、実は無理ではないかもしれません。
失敗は罪ではない。
罪とは低い目標を持つことだ。
〜詩人 ジェイムズ・R・ローヴェル〜
常に「自分には何かが出来る!」と思う根拠のない自信も、時には何かを成し遂げるために必要なのかもしれません。
それではまた、see you!
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