世の中にある企業やお店のブログ。集客目的で、ブログを更新していますが、ほとんどがまったく効果がないように思えます。
何故か?それは何のためにブログを更新するのかわかっていない人が多いからです。
企業やお店のブログは誰のためのもの!?
企業やお店がブログをやる目的、それは認知度を高めたり、興味をもってもらうためというのが目的のはずです。
にも関わらず、店員による大した内容のない日記のようなブログばかりなのは、それがわかっていないからではないでしょうか。
目的が理解できていないので、ただブログを更新するだけになってしまいます。タレントや有名人ならば日常を垂れ流しているだけのブログでも読んでいる人は喜びますが、そうでなければ誰も喜びません。
更新しているだけの自己満足ブログになってしまうだけです。
ブログを更新するのは誰に読んでもらいたいのか、ということを理解する必要があるのです。
ブログを営業ツールにするなら営業トークを更新すればいい
例えば、パン屋さんのブログ。毎日の日常を垂れ流しているだけのブログは誰も見ないですよね。そこで何か違う内容を考えようとします。
お店で飼っている犬をメインにブログを書けば、犬好きの人が犬に会いに来てくれて、ついでにパンも買ってくれるかもしれません。でも、それは犬がメインになっているので、リピーターとしてパンを頻繁に買いに来てくれるかは疑問です。
新規の顧客開拓という面では成功していますが、リピーターの定着という点では成果はあがっていません。なぜなら、パン好きの人を集客しているのではなく、犬に会いに来る人を集客してしまっているからです。
パン屋であるのですから、パンに興味がある人、パンが好きな人に向かって情報を発信したほうが効果的ですし、新規の顧客開拓というのであれば、犬ではなくパンに興味をもってもらえるような内容で更新したほうが、より効果的なのです。
つまり、ただ日常の垂れ流しのような日記ブログをダラダラと更新するのではなく、あなたがお客様に話すパンに関する豆知識や新しいパンの紹介、パン屋だから知っている美味しいパンの食べ方などを紹介すべきなのです。
ブログは不特定多数へ同時に営業をすることができる
通常、営業マンが一日に営業をかけられる相手というのは、正直限られてしまいます。
しかし、ネット上では不特定多数の人が、24時間365日あなたの話を聞く(ブログなのでこの場合は読むといったほうが正しいのかも…)ことができます。
すると、通常よりも営業をかける分母の数がかなり増えるので、見込み客や実際にお客様になってくれる人が増える確率が高くなります。
また、お客様にならなかったとしても、企業やお店の認知度が上がります。人は、名前を知っているか知らないかで安心度が変わります。企業やお店のことはよく知らなくても、名前を知っているところと知らないところでは、名前を知っているところの方が安心して選ぶことができるのです。
そういった意味でも、ブログを読んですぐにお客様にならなかったとしても、将来のお客様になってくれる可能性が高まるのです。
認知度を上げるには良質な記事を更新することが大切
ブログのアクセスアップにも通じるのですが、やはり大事なのは読み手が役に立つ良質な記事をアップすることです。
先ほどのパン屋を例に挙げると、パンの歴史や豆知識、家庭で簡単に作れるパンのレシピや、余ったパンのリメイクレシピなど。読み手にとってメリットの多い記事には読者がつきやすく、リピーターとしてブログに再訪されやすいものです。
調味料メーカーがHPにレシピを載せたりするのも正にこれと同じですね。直接その調味料を買っていなかったとしても、HPを見に来てくれるので、そこから新商品を知ってもらうチャンスになったりします。
まとめ
ブログを更新するというのは、なかなか手間でもあり、書いたことがない人にとってはどういった内容の記事を書いたらいいのかわからないといったことが、無意味な日常垂れ流しブログとなる原因のようです。
そういった悩みを持つ方々は、以下のサイトが参考となります。
㈱LIGさんのサイトは改めて説明する必要もないくらい有名ですよね。企業のサイトでありながら、読み手に役立つ情報とユーモアのある記事で、サイト自体からでも収益を上げているのは企業ブログの新しい形ではないでしょうか。
このサイトをみれば、どのようなWebサイトを作ってくれそうかといった実力もわかり、お手本としては最高のブログだと思います。
次に、Twitterで絡んでいただいているごんちんさん(@gonchin555) が更新を担当しているサイトです。
読み手に帯や着物への興味をひかせる内容で、着物にまったく興味がなかった私が「着物もいいなぁ」と思うようになりました。完全に思惑にハマってしまっているわけです。
私の会社のHPもこれらのサイトを参考に、集客率をアップできるようにしていきたいと思います。
関連記事:会社やお店のホームページを作っても集客がないと悩んでる人へ!認知度を上げるのに効果があったこと
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