さて、登記申請しても承認されるまで約10日間ほどかかります。 その間に名刺を作成するため、まずは会社のロゴを考えます。
ということで、今回は会社のロゴの話。
ロゴを決めるときはCIの導入を検討!
ロゴは起業の顔である
さて、ロゴを単なるデザインと考えて意味もなくただかっこいいからと決めてはいないでしょうか。 ロゴは何も考えずに決めるのではなくCI(コーポレートアイデンティティー)を導入し会社や仕事への思いを形にしましょう。
CIとは・・・
CI(コーポレートアイデンティティ)とは、グラフィカルなロゴやシンボルマークを使って 企業コンセプトと経営理念を明確化し、会社に対する社員の認識と社外の人間が会社に対して 持っている認識を一致させるもののこと。
経営理念などをデザインに込めると、そのロゴに魂がこもります。 魂がこもったものというのは意外と覚えて貰えるものなのです。
まず何をすればいい?ロゴを作成する手順を紹介
ロゴに意味を持たせる
ということで、まずはロゴに意味を持たせるためにストーリーを考えましょう。
会社を作った理由やどんな仕事をしたいか。 どのような思いで仕事に取り組むのかなど会社や仕事への思いをいくつかピックアップします。
また社外の人間にどのようなイメージを持ってもらいたいかというのも重要なファクターの一つです。 経営理念をそのままイメージして具現化し、デザインするのも悪くないですよね。
会社のイメージカラーを決める
次に起業のイメージカラーを決めましょう。 色にも様々な意味があります。
・赤 エネルギッシュ、情熱的、力強さ
・黄色 希望、輝き、栄光
・緑 自然、安心・安全、癒し、バランス・調和
・青 清潔、男性的、海、清潔、クール
・紫 高貴、優雅、スピリチュアル、雅
・ピンク 愛情、女性的、幸せ、甘い、かわいい
・白 純真、純粋、無垢、可能性
・黒 重厚、厳粛、お洒落、都会的、洗練さ
イメージカラーがそのまま企業の印象につながります。ただ好きな色だからと安易に決めるのではなく、取り扱う商品やサービス、会社理念に合った色を選びましょう。
ロゴにも種類が!目的に応じて種類を決める
ロゴマークとロゴタイプ
ロゴマーク(シンボルマーク)はその名の通り企業や団体の象徴となる図案(デザイン)であり、 ロゴタイプとは社名や商品名の文字をデザイン化したもの。
ロゴマークには企業のイメージを強くアピールしたりロゴマークが無い会社よりも 「ちゃんとした会社」「信用できる会社」というイメージを待ってもらえやすくなります。
また、ロゴタイプには会社名や商品名を覚えてもらいやすいという特徴があります。 ただのマークだけではなかなか会社名までを覚えてもらうことはできませんが、 文字をデザイン化することにより視覚的に残りやすくすんなり名前を憶えてもらえやすくなります。
最近ではそれぞれの特徴を活かすため、ロゴマークとロゴタイプを組み合わせたものを使用したり ロゴマークとロゴマークを用途によって使い分けるといったことをしている企業が増えています。
凝りすぎはNG!?シンプルなデザインがおすすめな理由
せっかく考えるロゴですので、考えに考えた挙句凝りすぎたデザインになってしまうのはよくあることです。
しかしながら、作成したロゴは色々なところに使用されます。 デザインした大きさそのまま使えれば良いですが細かいデザインはロゴを縮小した際に 消えてわからなくなってしまうことがあります。
また、カラーでなくモノクロで使用する場合も想定しないとせっかくのデザインが台無しとなってしまいます。
様々な大きさや使用用途などを考慮して考えることが必要です。
まとめ
ちなみに、私の会社のロゴはイメージカラーを赤にし、ロゴタイプにしました。 色々マークも考えたのですが、デザイン能力がなかったため断念。
無料作成サイトも考えましたが他の会社とかぶる可能性がありますし、 費用をかけてデザインを依頼する余裕もなかったので文字をを簡単にアレンジして作りました。
デザインは簡単ですが熱い情熱を表すために赤をイメージカラーにしたことと、 企業理念を上手く色を使って表現できたので、なかなか満足しています。
というわけでまとめ。
- ロゴは企業の顔、CI(コーポレートアイデンティティー)を導入し会社や仕事への思いを形にしよう
- イメージカラーにも意味があります。取り扱う商品やサービス、会社理念に合った色を選びましょう。
- ロゴマークとロゴタイプは用途によって使い分けましょう。
- デザインは凝りすぎず、できるだけシンプルなデザインにしましょう。
会社のロゴを作成し、名刺や封筒、HPやチラシなど販促物に入れるだけで会社のイメージが 確実に良くなります。末永く使えるカッコいい会社ロゴを考えてみてください。
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