さて、起業を思いたったらまずは会社名を決めなくてはいけません。 登記しようにも会社名が決まってなければ登記することもできません。
しかし、意外とこの会社名を決めるというのが大変です。子供の名前と一緒で、付けたけど気に入らないからやーめた!とはいきません。
だからと言ってこだわりすぎると、思わぬ落とし穴があったりするのです。
会社の名前をつけるは難しい・・・
自分の子供の名前を決める時もそうでしたが、いざ名前を決めようとすると全然いい名前が思いつきません。 そもそも、昔ダービースタリオンというゲームで次々生まれる競走馬の名前も満足に決められなかった男が、簡単に会社名なんて思いつくわけがありません。
写真の仕事をするので、写真に関連した名前(○○カメラとか○○フォトとか・・・)にしようかと考えましたが将来的に事業を拡大した場合、名前が合わなくなります。
確かに、仕事の内容を連想させる会社名というのは、顧客の記憶にも残りやすく浸透しやすいというメリットもあります。
しかしながら、スタートするときは写真の仕事をメインとする予定ですが、あくまでもそれは一緒にやるカメラマンのお仕事。将来的に自分のスキルを活かした事業を起こそうと思ったときに、会社の名前を変えるというのも大変です。
そんなこんなを悩みだすと、全然いい会社名が思いつきません。うん、一回写真に関連した名前は忘れよう…
手っ取り早いのは色々な言語に変えてみること
次に自分の名前を色々な言語で訳してみたり、「輝く」とか『飛躍』といった会社が発展しそうな言葉を色々な言語で訳してみたりしました。
ざっと思いついた言語でも、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、ポルトガル語。 一つの言葉でもこれだけの言語を調べてみると結構な数の候補が挙がります。
ただ、調べてるうちに気づいたのが、そもそもヨーロッパ各国の言葉はそれぞれ意外と似た言葉が多くて、国を変えてもそんなに言葉が変わらないということ。 そりゃ、どこの国の人も大抵英語が喋れるの納得出来るわ!と意外な発見がありました。
その中から、候補に挙げていた言葉を一部例に挙げると…
- フィアレス (大胆不敵・恐れを知らない)【英語】
- ビィーフル (生涯一の友達)【英語】
- ソシウス (仲間)【ラテン語】
- レユシール (成功する)【フランス語】
- キアラ (光り輝く)【イタリア語】
などなど…
一つの言葉じゃピンと来ないので、二つ繋げてみたりといろいろ試行錯誤していました。
最終的には俗語に決定!でも思わぬ落とし穴が!!
結局は、ふと会社を立ち上げようと決めたときの気持ちを俗語にしたものを会社名に決めました。 まあ、なかなかいい名前になったと自画自賛していたんですが、これが後々失敗だったことに気づきます。
それは…
初めてあった人に、毎回会社名の読み方を聞かれるということです。
そもそも俗語は世の中に無い言葉がなのだから、初めて会社名を見た人は読めなくて当たり前です。 しかもカッコつけてアルファベット表記で登記しちゃったもんだから、名刺を渡すたびに「これなんて読むんですか?」って言われる始末。
一応会社名言いながら名刺を渡してるんだけどなぁ…。
どうも名刺を貰うときって相手の名前を覚えようと注意するので意外と会社名はスルーするみたいです。
結局、早く会社を大きくして、会社名の認知度を上げようというモチベーションになったので、結果オーライと思うようにしました。
皆さんは同じ過ちをしないように気をつけましょう。
それではまた、see you!
コメント