これまで、投資信託や日本の個別銘柄に投資をしてきましたが、アメリカのNYダウ平均が歴史的高値を更新しているのを聞くと、アメリカ株への投資も興味を持ってきました。
少しづつマネーリテラシーを高めるためにも今年はアメリカ株への投資も挑戦しようと思い、色々と調べてみることにしました。
意外と身近な銘柄が多数なアメリカ株
これまで、海外の株に投資するなんて、投資の上級者が行うもので、難しくてどこに投資したらいいのかわからないというイメージを持っていました。
そもそも、日本の個別銘柄ですら、何を買ったらいいのか分からず、私が選ぶ基本的な方針は、自分が興味がある会社であるということ。やはり、名前も知らず、どんな会社なのか調べなきゃ分からないところには、何が起こるか怖くて投資できないですよね。
しかし、アメリカ株を調べると、意外と私たちの生活の中で馴染みのある会社が多いのがわかりました。
- Amazon
- コカコーラ
- ボーイング
- 3M
- マクドナルド
- ジョンソン・エン・ジョンソン
- P&G
- Apple
- Microsoft
- Nike
- IBM
- ウォルト・ディズニー
- Intel
上記は、NYダウ工業株の構成銘柄の一部のほか、アメリカの主要産業を代表する銘柄をあげてみました。ここに出てくる会社名は、私たちの生活の中にも密接に関わっている会社ですよね。
つまり、アメリカ株というと、難しくて何を買ったらいいか分からないというイメージですが、日本の個別銘柄と変わらず、私たちの身近な会社が多かったりするわけです。
まず、これを知っただけでもアメリカ株へのハードルが一気に下がりました。これなら私の投資方針でもある、自分が興味がある会社に投資するということにも一致します。
続いて、日本株とアメリカ株の違いについて調べてみることにしました。
日本株とアメリカ株の違い
日本株とアメリカ株の違いについて調べた内容をざっくりと書いていきます。
全ての株が1単位から購入可
日本の株式市場と違い、アメリカ株には単元株というものがありません。つまり、1株単位で投資することが可能です。
ということは、数千円から数万円程度からでも投資することが可能だということです。これは、初めて海外株に投資しようとしている初心者にはかなりハードルが低くなりますね。
市場が活発で流動性が高い
海外の方が日本よりも投資に積極的です。日本人のほとんどの人が投資よりも貯蓄を好むのに対して、海外では投資を選びます。
そのため市場での取引が非常に活発です。そして、日本のようにストップ高やストップ安のような値幅制限の制度がありません。上がる時はどこまでも上がりますし、その逆もあります。
株主への還元が大きい
株主配当が日本の場合、年1回から多くても2回ですが、アメリカ株は原則年4回あります。また、日本の企業は、株主優待などがあるので配当の利回りは小さいところが多いのですが、アメリカ株の場合、利回り3%を超えるところはザラです。(アメリカ株には株主優待がありません)
また、25年以上も連続して増配している企業も多数あります。日本株よりも長期に保有してしっかりと還元されるので、株主としての旨みを味わえるのは、日本株よりもアメリカ株なのかもしれませんね。
為替変動リスクがある
海外株なのでこればっかりはしょうがないですね。為替の動きに影響を受けやすくなります。株を購入する際にも、一度円をドルに替える必要があるため、購入時の為替リスクと、株を持ってからの為替変動リスクがあります。
ということは、買いたい銘柄の株価が下がってきたタイミングで投資をしようと思った時に、円安だったりすると、あまりお買い得感がなくなるということでしょうか。
そうなると、どのタイミングで投資をしたらいいのか迷うかもしれませんね。この辺りについては、少し考えなければならないかもしれません。
取引手数料が高い
日本株よりもアメリカ株の方が取引手数料が高いようです。そうなると、やはり為替リスクも気になりますし、あまり頻繁な売り買いの取引はせず、長期保有をした方がいいのかもしれません。
しかし、最初から長期保有を目当てに株を選べば、少しくらいの株価の変動をいちいちきにする必要もなくなるわけですから、ある意味初心者向けなのかもしれませんね。
日本の証券会社でも購入可能
アメリカ株に投資するのに、一番気になったのがこれ。日本の証券会社でも買うことができるのかどうか。
結論から言うと、日本の証券会社からでもアメリカ株の購入は可能なようです。アメリカ株を購入できる日本の証券会社が以下の3社。
このうち、いろいろな方がブログで勧めていたのがマネックス証券です。
取扱銘柄数がダントツの3,000社以上。24時間注文が可能で、時間を気にしなくてすみます。取引手数料も5ドル〜と、最安値で取引できるため、アメリカ株への投資を考えているなら口座を開設しておいた方がよさそうですね。
公式「資産運用始めるなら!マネックス証券」また、私が普段使っているSBI証券でもアメリカ株の取引が可能みたいですね。
取扱銘柄数はマネックス証券よりも少ない約1,000社ですが、取引手数料の変更があり、マネックス証券と同じになりました。注文受付時間が夜間〜翌朝までとなっていますが、仕事から帰ってきてからの時間帯で取引ができるので、サラリーマンの私には問題も少ないですね。
しかも!NISA口座が使えるの大きい!!アメリカ株の場合、配当金にはアメリカと日本の税金が二重にかかるとか。通常口座であれば、アメリカの税金(10%)と日本の税金(18%)のうち『外国税額控除』でアメリカの税金分10%を控除することができて18 %になりますが、NISA口座であれば、『外国税額控除』は利用できなくても日本の税金分の18%が控除となるので、10%にすることができます。これはこれで検討の価値ありですね。
私にとっては、わざわざ新たに口座を開設しなくてもいいので、気軽に始めるにはSBI証券でもいいかもしれません。
公式SBI証券
まとめ
今年はアメリカ株への投資を検討し、勉強がてら色々と調べたことを備忘録としてメモしてみました。間違っている点や、こんな面もあるよ!という点があれば、ぜひ教えてください。
こうして調べると、アメリカ株の方が意外と初心者向きなのかもしれませんね。
日本国内の小売銘柄も色々と気になったりしますが、投資先はいろいろと分散させておいた方が良さげなので、少しづつ投資をしていきたいと思います。
それではまた、see you!
コメント