『仕事』を『志事』と簡単に呼ぶ人たちに問いたい!本当の『志事』とは…

マインドハック
スポンサーリンク

シゴトには4つの言葉があると言われています。

『仕事』 『私事』 『死事』 『志事』。

色々なセミナーなどで仕事との向き合い方を説明するのに使い古された話ですが、そのことについて少し書きたいと思います。

 

まずは4つの『シゴト』の意味を考えてみる

まず一般的に使われる『仕事』とは、その名の通り人に仕えること。 上司や他人に仕えて指示に従って与えられたことをするシゴトです。

それに対して『私事』とは、自分の好きなこと。やりたいことをするシゴト。 自分のためだけにするシゴトです。

また、『死事』は自分という人格を殺して嫌々するシゴト。 嫌なことを仕方なく嫌々しているただ単に時間を失うだけのシゴトで、 一般的に社蓄と言われているのはこの『死事』のことですね。

そして最後に『志事』。志や信念を持って取り組むシゴトで、個人のためだけではなく公のためになるシゴトのことです。

 

公のためにならないものはビジネス(シゴト)ではない

『志事』にとって一番大事なことは志や信念を持つことではありません。『公(おおやけ)のためになる』ということが一番必要なことです。

公になるというのは、社会のためになる、お客さんのためになるという意味です。

そもそもビジネスというのは公のためになるからこそ、その対価として金銭を得ることができます。公にならない、つまりはビジネスにならないシゴトはシゴトではありません。

「金銭を得ていない家事も主婦の立派なシゴトだ!」と言われそうですが、ここではビジネスという観点での『シゴト』の話をしているので、少しおいておいてください。

ただ、金銭を得ているからと言って公になっているかというと、それもまた違います。先ほども説明しましたが、誰かのためになるのが公のためになるということです。

話を戻しましょう。

よくネット上のブログやSNSでやる気のある若者たちが志や信念を掲げて『志事』について語っているのをみかけます。 シゴトに対する「やる気」や「意気込み」、「向上心」がみられるので、それらが無いよりはあったほうがいいことは確かです。

しかしながら、ほとんどの場合それは『私事』になっていることに気づいていません。

人のためとかお客様のためという言葉を簡単に使い、さも公のためになっていいるかのような表現をするのですが、 それは本当に相手のためになっているのでしょうか?親切の押し売りをしているだけで、相手はもっと他のことをしてもらいたいのではないでしょうか。

自分が他人にしてあげるのはただの『私事』です。相手のしてもらいたいことを察してして、初めて公のためになり本当の『志事』となるのです。

 

本当に『志事』をしている人は不満をもっていない

自分では『志事』をしてると思っていて、実は『私事』をしている人ほど回りに認めてもらえないことに憤りを感じ、「こんなに頑張ってるのになんで!?」と不満を抱えます。

そもそも、この不満に思うという感情を持つ時点で『私事』になってしまっていることに気がつかなければなりません。なぜなら、『志事』をしていれば不満など無いはずだからです。

それが、自分の承認欲求を満たすための行動だから不満が出てしまうのです。自己満足なのですから、『志事』ではなく『私事』ですよね。

本当に相手のことを想い、相手のためになっているのであれば、必ず感謝は返ってくるのです。

さて、あなたが今しているのは『仕事』『死事』『私事』『志事』、どのシゴトですか!?

それではまた、see you!

 

コメント