起業したら、やることのひとつとして自社のホームページを作る!ということがあります。銀行口座の開設やクレジットカードの審査では必須と言っていいほど、今どきホームページがあるのが当たり前になってきています。
しかしながら、資金のない起業したばかりの会社がホームページを作ろうとするとさまざまな問題が出ます。今回はそんな問題点をご紹介します。
ホームページを作る意味は何なのか!?
まず、たいていの経営者が間違えるところがこれです。何のためにホームページを作るのか?ということ。なぜそんなことを言うのかというと、自社のホームページを作ったことに満足して、それを活用できないでいる経営者が圧倒的に多いからです。
ホームページは何のために作ったのでしょうか。お客様に見てもらうために作ったのではないのですか?では、作ったホームページはお客様に見てもらえていますか?そして、そこから仕事の受注へとつながっていますか?
まずはホームページを作る目的を明確にしなければなりません。銀行口座の開設やクレジットカードの審査を通すためだけにとりあえず作ったのであればどんなホームページでも構いません。集客は別でするからと、ダイレクトにURLを入れて見てくれる人だけのためのものであれば、外見だけ立派なホームページでも意味はあります。
しかし、集客目的のホームページならば、それでは意味がありません。集客するためのホームページならば、その目的にあったものを作らなければ意味がないからです。
まずはホームページを作る意味を考えましょう。会社紹介のためのホームページなのか、認知度をあげて集客するためのホームページなのか。ゴールが明確でなければどんなに走ってもゴールにはたどり着けません。
格安ホームページ作成の落とし穴
世の中には格安でホームページを作成する業者がいくらでもあります。趣味でホームページを作っている知り合いに頼む場合もあるでしょう。でもはっきり言ってそれだけでは 集客は期待できません。
ほとんどの格安ホームページ作成業者は、テンプレートを利用してホームページを作成するので、SEO対策はほとんど期待できません。
テンプレートを利用しているので多少の内部SEO対策はされますが、それだけでは検索エンジンでヒットすることなく、埋もれてしまうのがオチです。
テンプレートを使わないでオリジナルのデザインで作る格安業者も増えましたが、基本的にはこれも一緒です。デザインがオリジナルになっているだけでSEO対策は期待できないと思った方がいいでしょう。
それならば、いっそのこと無料テンプレートを利用して自作した方がお金もかからなくて済みます。著作権テキストは表記されてしまいますが、お金をかけずに作りたかったので、私も下記のサイトの中からテンプレートを選びました。
無料ホームページテンプレートのNikukyu-Punch
まあ、自作する時間と手間を業者に代行させると考えれば格安の作成業者を使うメリットもありますが、それでも見た目だけと考えた方がいいです。
格安なのはそれなりの理由がある
安いというのはそれだけの理由があります。何かを犠牲にしなければ安くはできないからです。特にSEO対策というのは専門の知識と内部と外部の対策によって検索順位を上げるので、多くの工数がかかるものです。
仮に一時的に順位が上にきたとしても、それを継続しなければ意味がありません。あなたの順位が上にきたということは、もともと順位が上にいたサイトが下に下がったということなのです。
そのまま何もしなければ、次に順位が下がるのは当然あなたの会社のサイトです。継続するためには、専門の知識を持った人による定期的なメンテナンスが必要となるのです。
つまり、そういった手間のかかる作業をカットすることにより、見栄えの良いサイトを格安で作成することができるのです。
まとめ
ホームページは作ったからいいというものではありません。何のためにホームページを作るのかということが大事なのです。
口座開設のための一時的なものなのか、それによって集客しようとしているのか。目的を明確にしてホームページを作りましょう。
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