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【書評】一〇三歳になってわかったこと

      2017/03/28

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数えで一〇三歳となった今も第一線で活躍されている、美術家の篠田桃紅氏の著書です。

百歳越えの著者の考えですから、どの言葉も非常に説得力があります。

キレイごとを並べず、本音で語る言葉の数々は、悩みを持つ現代人にとって、非常に役立つ本だと思います。

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

 

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自らの足で立っている人は、過度な依存はしない

私は、二十四歳で実家を出てから、ずっと一人で暮らしていますが、孤独をあたりまえだと思っています。一人の時間は特別なことではなく、わびしいことでもありません。誰かが一緒にいないと寂しくてたまらない、と思ったこともありません。ごく自然に、一人でいることを前提に生きてきました。

過去記事でも何度か自立に関して取り上げていますが、誰かのことを当てにしている人ほど自立していません。逆に、自立している人ほど、誰かのことを当てにせず、自分で行動を起こすことができます。

関連記事:主体的であるということは自分の人生に責任をもつこと

では、どちらが幸せだと思いますか?

誰かに依存するということは、依存する人の行動によってその人の幸福度が変化してしまいます。依存される方も自分の人生を生きているのですから、毎回かまってなどいられません。

すると、依存した相手が当てにならなくなると、どうすることもできなくなってしまいます。反対に依存していない人は、すべての出来事を自分の行動で決めることができ、他人を当てにしていないので、自分の行動のみで幸せになることができます。

後者の方が、明らかに自分の人生をコントロールできているとは思いませんか?

関連記事:自立とは自らの足で立ち、そして歩くことである。

 

完璧にできなくたっていい

あそこへ行きたいと思ったらいく。私のような歳になると、やれることとやれないことがでてきます。
ですから、体が丈夫なうちは、自分がやっておきたいと思うことはどんどんやったほうがいいと思います。
そうすれば、死ぬとき、思い残すということが少ないかもしれません。

失敗を恐れると何も行動を起こすことができません。同様に、完璧を求めすぎても行動にうつすことができません。

行動を起こせる人のほとんどが、見切り発車だったりします。行けそうだと思ったら、すぐに行動を起こし、走りながら考えるのがコツなのだそうです。

関連記事:知らないと損する!?仕事ができる人とできない人の特徴5つ

そもそも、どんなに完璧にシュミレーションしたところで、どんなことにでも想定外ということが起こります。100%完璧に準備ができるケースなどまれなのだそうです。

また、死ぬときに一番後悔することが、「もっと○○をやっておけばよかった」と思うのだそうです。やった後悔はすぐに忘れますが、やらなかった後悔は一生残ります。

自分の人生、後悔しないように生きたいものです。

関連記事:死ぬ前に後悔したくない20のことに学ぶ、悔いのない人生を送るための5つの教訓

 

お互いに違うことを面白がる

さまざま人種、文化、習慣を持つ人々が集まるニューヨークでは、なんでもアリ。お互いに文化を持ち寄っているので、何がいいかなんて決めつけることはせずに、違うことを面白がっている。こんなに楽しい街はない、と私は思いました。影響を受けることも、それによってっ変化することもいとはない。いつも新しくなにかをつくろうとしていました。

こだわりを持つことは良いことですが、他人を否定したり、拒否したりするのは幸せなことではありません。狭い世界で満足したところで、そこには本当の幸せはないからです。

関連記事:信念を貫くのは何のため!?信念を持ち過ぎると自分の首を絞めることもある

こだわって、自分の意見と違うことを否定して、自分の常識を押し通そうとしても、そこには軋轢が生じ、無駄なトラブルやいざこざを生み出してしまうことになります。

結果的に、そこに幸せはありません。

まず、自分の常識が世間の常識ではないことを理解すべきです。考え方や習慣も多種多様、だからいろんな人が居ると思えば、大抵のことは受け入れられるはずです。

異国人の行動や、異国の常識であれば、受け入れられるのに、同じ日本人だと受け入れることができないのはおかしな話です。それぞれの育ってきた環境が違うのですから、同じ日本人でも違うことは山ほどあります。単純に男と女でさえも違うことがたくさんあるのですから。

であれば、違うことを面白がり、受け入れることが幸せになるコツなのではないでしょうか。

だから、小さなこだわりなど、今すぐに捨ててしまいましょう。

 

まとめ

本書を読んでみると、仏教的な考え方が多く見受けられました。大正生まれの著者ですから、少なからず影響を受けているのかもしれません。

宗教というと、日本人は嫌う方も多いのですが、仏教などでは本当に役に立つ考え方が多数あります。実際、私も仏教を勉強するようになってから、心がとても軽くなり、余計なトラブルが減ったように思います。

関連記事:宗教への偏見をなくして学んでみると、ビジネス本や自己啓発本と同じようなことが書かれていた

人生に迷いがある人に是非とも読んでいただきたい1冊です。

それではまた、see you !

 

 

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