【書評】「株2年生の教科書」で投資初心者からステップアップする

公開日: お金, 書評

 

投資信託や個別銘柄などに投資をするようになりましたが、まだまだ投資に関する知識が足りません。

もう少し、初心者からステップアップしたいなぁ…。と思っていたところで、こんな本を見つけました。

自分が求めていたレベルの知識がわかりやすく書かれていた本だったので、紹介したいと思います。

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「株2年生の教科書」内容

まずは、Amazonの商品内容から、本書の内容をご紹介。

株1年生はなぜ稼げないのか?

株式投資を始めたけれども、いまいち利益が出ない…。
もう一つ、何かを勉強したい。
そんな株式投資2年生のための教科書。

どんな相場でも、しっかりとチャートを見て、それに対応できるようになれば勝てるようになります。
1年12カ月、それぞれ月ごとの傾向を理解して、きっちり対策をすれば勝てるようになります。
優待銘柄をお探しなら、もちろんそれも全て教えます。
そして株3年生に向けて何を勉強すればいいのか、余すところなく徹底的に解説していきます。
投資は才能ではなく学問。
苦手な部分を克服し、得意な部分を一気に伸ばして自分だけの投資スタイルを確立しよう!

株式投資初心者向けの本って、たくさん出ているのですが、その中身は、株式投資の用語の説明や、証券会社の口座の開き方など、本当に株式投資をこれから始める人向けの本ばかり。

出典:株2年生の教科書 (ネットトレーダーズBOOK)

もう少し詳しいことを知りたいと思っても、今度は内容が難しすぎて、いまいち理解ができませんでした。

しかしながら本書は、「投資をはじめて一通りの用語などは覚えたけど、結局どの株を買ったら良いのかがわからない」人たちや、「なかなか利益を出すことができていない」という人たち向けの内容となっています。

 

2年生なら知っておくべき「4W2H」

投資家にできることは、実はほんの少ししかありません。それは、「なぜ、どこで、どうやって、いつ、どの株を、いくらで」投資するべきかという6つの点(4W2H)に集約されます。私たちには相場の制御はできませんし、未来予知もできません。したがって、自分の制御下にある6つの要素をいかに上手くコントロールできるかに投資家生命の全てがかかっているのです。

実際に投資を始めると、チャートとにらめっこしたり、明日の株価はどう動くか?相場全体はどう動くか?など、自分ではコントロールできるはずがない予測不可能なことばかりを気にしてしまいます。

しかし、常に利益を出せる投資家になるためには、そういった自分ではコントロールできない外的要因を判断材料にするのではなく、自分がコントロールできることに全神経を集中させ、相場がどう変化しても対応できるように安全運転をする必要があるというわけです。

ちなみに、本書で教えている「4W2H」は、What(どの株を買うのか?)、When(いつ株を買うのか?)、Where(どこで株を買うのか?)、Why(なぜその株を買うのか?)、How(どういう注文で株を買うのか?)、How much(いくら株を買うのか?)です。

確かに、今まで自分の好きなものに関連する銘柄を買ってきたので、こういった「なぜその株を買うのか?」ということを深く考えていませんでした。というよりも、深く考える方法がわからなかったという方が正しいのかも。

そういった意味では、この「4W2H」を明確にしてコントロールするというのは、初心者から抜け出す第一歩なのかもしれません。

 

成長株投資で知っておきたい指標「ペグレシオ」

成長株投資では、この「割安感」と「成長性」のバランスを見極めるのがとても難しく、判断に困っているという投資家も多いです。ですが、ペグレシオを使うことで、割安感だけでなく、成長性も加味した投資判断ができるようになります。成長株投資をしようと思っている方は、ぜひ試しに算出してみてはいかがでしょうか。

成長株に投資しようとすると、成長は見込めても現時点でPERが高かったり、PERはそこそこなんだけど成長が頭打ちっぽい株だったり、どの株を買えばいいのか悩んでしまうことってありますよね。

かくいう私も、投資判断をするときの参考にしている指標がPERしかなかったりするわけで、成長が期待できるけどPERが高いからパスした銘柄もちらほらあったりします。

そこで、新たな判断材料として使えるのが、本書で紹介されている「ペグレシオ」なのだとか。

ちなみに、ペグレシオの計算方法は以下の通りです。

PEGレシオ(倍)=株価収益率(PER)/1株あたり利益成長率(EPS成長率)

一般的にこのPEGレシオは、1〜2の間に収まると言われているので、PEGレシオが2を超えると割高で、1を下回ると割安と判断できるのだそうです。

これはとても参考になります。これで今までのようにPERだけに振り回されなくても済みそうですね。

 

逆張り投資に向いている銘柄を探し出す方法

逆張り投資でありがちなのが、「リバウンドしにくい株を買ってしまう」というもの。どんなに急落した株や割安な株を買っても、リバウンドしにくい株を買ってしまえば、逆張り投資で利益は出せません。上の表は、過去の相場データ15年分の中でも、急落時にリバウンドしやすい業種のランキングです。逆張り投資をするときには、上記の業種に注目してみてはいかがでしょうか。

株式投資で儲けることを考えたとき、「安く買って高く売る」というのは当たり前の考え方です。すると、安く買って高く売るを実践しようとすると思いつくのが逆張り投資方です。

しかし、この逆張り投資ですが、負けたときに大きな損失が出てしまうという欠点があり、中級から上級の投資家の間では、「逆張り投資は落ちているナイフを掴む」と例えられているそうです。

なぜなら、急落している株が、反発してリバウンドするとは限らないからです。

で、本書で紹介されているのが、急落してもリバウンドしやすい業種ランキングです。ランキングの中身はネタバレ自重ということで、本書を確認して欲しいのですが、初心者にとっては、こういう情報ほど喉から手が出るほど欲しいもの。

これで、逆張りを外し塩漬け銘柄を量産する危険性から回避できそうです。

 

割安株投資で使えそうな「お買い得な株」を見つける方法

ここで紹介した計算方法を使えば、1分もかからずに企業価値を計算することができます。株を買う前には、このようにざっくりと企業価値を知っておき、「明らかに割安でない株」をふるいにかけてしまうことで、短時間で割安な株を見つけられるようになるでしょう。

投資するにあたり、投資先の会社の価値を知ることは基本中基本ということはわかるのですが、そうは言っても、価値を理解するのはなかなか難しいというのが投資初心者の意見ではないでしょうか。

私自身も、企業の財務状況などに目を通してもさっぱり理解できず、「お買い得株」がどれなのかなんて全くわかりません。

しかし、本書に紹介されている計算方法を使えば、簡単にその企業の価値を評価することができるのだとか。

ちなみに、その計算方法とは以下の通りです。

株価=財産価値(BPS)+目に見えない価値(EPS)

つまり、BPSとEPSを足した値が企業価値となり、現在の株価が企業価値を大きく下回っているのが「お買い得株」というわけです。

これで割安株を探すときの指標もバッチリですね。

 

まとめ

本書の中では、このほかにも各月の傾向と対策として、それぞれの月で上がりやすい業種と下がりやすい業種銘柄が掲載されていたり、株2年生を卒業し3年生になる前に学んでおきたい予習事項が掲載されています。

ということは、株3年生のための本もあるのかなって思ったら、しっかりありました。

こちらも次のステップアップのために、チェックしておこうと思っていますが、まずは本書を熟読して、りっぱな株2年生になろうと思います。

それではまた、see you!

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  • 名前:コヤマタカシ
    上場企業で働きながら週末社長として起業しました。起業した記録とマインドハックを備忘録として記録しています。
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