【初めての株主総会】DeNA(2432)株主総会 2015に行ったらお土産を貰ってきた

お金
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今年になって、いろいろと投資の勉強を始め、DeNA株を購入し、晴れてDeNAの株主となりました。

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そして、さる6/20(土)にTKPガーデンシティ品川で株式会社ディー・エヌ・エー「第17回定時株主総会」が開催されたので出席してきました。

これまで株式を購入したことがなかったので、株主総会に出席するのは人生初体験。今後の人生で、できるだけ経験したことがないことを経験しようと思っていたので、とりあえず一つクリアです。

 

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株式会社ディー・エヌ・エー「第17回定時株主総会」

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開催された場所は、昨年同様、JR品川駅高輪口から徒歩3分の場所にあるTKPガーデンシティ品川の1Fホールでした。品川駅を出ると、ところどころに看板を持った社員の方が立っていたので、全く迷わず到着することができました。

株主総会の開始時刻は10:00。私は9:40ごろに会場に到着しましたが、会場には出席者がちらほら集まりだした頃でした。

会場に入り、「議決権行使書用紙」と引き換えに、お土産とNo.の入った首から下げるカードを渡されます。他の会社の株主総会ではお土産なんて出さないところもあるようなので、これは嬉しい心遣いですね。

お土産のベイスターズグッズを目当てに株主になっているベイスターズファンもいるのではないでしょうか。

席は自由席となっており、会場内にはすでに着席している株主の方々もいて、前方3列ぐらいがボチボチ埋まっている感じでした。私はというと、最前列のど真ん中の席にまだ空きがありましたが、少し離れて全体を見渡せるよう、真ん中より左目の4列目付近に席を確保しました。

無事に席を確保し、株主総会が始まるまでまだ時間があったので、トイレに行くと、会場の入り口付近に水とお茶が用意されており、時間まで喉を潤すことが出来たりと、至れり尽くせりでした。

 

株主総会での報告内容

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定刻になり、守安代表取締役社長による開会の挨拶で株主総会がスタートしました。まずは監査役から監査報告があり、次の事業報告は後ろのスクリーンで映像による報告でした。

報告される内容は、事前に送付されていた内容と同じで、特に深堀りして説明があるわけではありませんでした。まあ、前年より減少した昨年の業績をさらに下げていたわけですから、あまり突っ込んだ話はしたくないというのが本音ではないでしょうか。

で、減少した理由としては、ソーシャルゲームにおけるコイン消費の減少が大きな要因だったわけですが、今年に入って中国でのコイン消費が増えており、第3Qと第4Qでは増加傾向にあったことと、任天堂との業務提携をしたことにより、来期は挽回できると発言していました。

任天堂との業務提携については、どんな新しいことが聞けるのかと期待しましたが、年内1本と来年5本を目標にスケジューリングしていくという既にメディアで話ていた内容のみで、たいした話は聞けませんでした。

そして、中長期成長のイメージとしては、①海外ゲーム事業の収益化②任天堂との協業によるアップサイド③新たな柱の成長を挙げていましたが、中長期と言いながらグラフは2017年まで、縦軸の売り上げ数字はありませんでした。

これに対して、質疑で「ゲームは予測が難しいと言うが、利用者数の予測とそれに対する売上予測はある程度立てられるだろう」という鋭い意見が出ていました。しかし、守安社長は「ゲーム事業は先を読むのが難しく4半期単位で見ている」と回答。これには非常に残念でした。

そもそも企業において、中長期計画を立て、それに基づいて、いつまでに何をするという戦略を立てるのが常識ですが、一部上場企業でありながらそれすらされていないのかと思うと「この会社大丈夫か?」と思わざるおえません。仮に社内的にはあって、外部には公表しないという方針であれば、一般投資家を軽視していると言えるでしょう。

右肩下がりで業績が落ち込んでおり、キュレーションなどの流行りものに後追いで飛びつき、モバイルオークションの先駆者であったはずが、後発のメルカリに追い抜かれモバオクの有料会員を減少させてしまうなど後手後手に回ってしまっているようでは、一度赤字にでもならなければ気がつかないのかもしれません。

経営陣としては、任天堂のIPを使ったゲームタイトルが発表されれば、業績を回復できると信じて疑っていない印象ですが、もしコケてしまったらどうするんですかね?そこまで考えているのか疑問に思えました。

 

質疑応答

監査報告、業績報告、戦略進捗報告、決議事項が淡々と報告され、ここまでで開始から30分が経過。ここから質疑応答に移りました。

昨年は、ベイスターズ関連の質問が多く出たという話をネットで見ていましたが、今回もやはりボチボチ出てました。とは言っても、「品格のない発言をまた繰り返しているようなので、監督を古田か佐々木にして欲しい」といったものや、「打撃はいいが、ピッチングコーチを一軍と二軍で入れ替えたらどうか」とか、「古田や佐々木ではなく野村監督にしてほしい、あとピッチングコーチは桑田にしたらどうか」など、はっきり言ってどうでもいいような意見ばかり。

ただ、株主優待についての意見は良い事言っていました。DeNAの株主優待は、ベイスターズのチケットなんですが、5月に優待引き替えのハガキが届き、それを横浜スタジアムの窓口で交換しなければなりません。それについて、「前売り券で対応してほしい」とか「ネットビジネスの会社なんだから、株主優待もネットでチケットを交換できるようにして欲しい」といった意見が出ていました。

確かに、今年のベイスターズは、交流戦前まで首位を走っていただけあって、土日は常に満席で当日券は余っていない状況です。また、平日も窓口には長蛇の列が並び、試合開始前に並んだとしても、チケットが買える頃には試合がすでに始まっていたりします。これに対して南場取締役は「今年は予想以上の来場者によりご迷惑おかけしているが、現在は1週間前から引き換えができるので事前に交換しておいて欲しい、この件については今後も検討を続けていく」と回答していました。

チケットの引き替えに何度もスタジアム行くのは面倒ですからね。これに関しては本当に何とかしてほしいものです。

で、本業の方の質問について、いろいろと質問や意見が出てましたが、これに関してものらりくらりと回答していたという印象です。厳しい意見に対しては、「貴重な意見として今後検討していく」という回答に終始しており、キチンと株主と向き合っているという印象にはありませんでした。まあ、所有株数から言うと圧倒的に経営陣の方が多いのですから当然といえば当然かもしれません。

 

気になるお土産の中身は!?

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株主総会は90分ほどの質疑応答の後、議案の採決を行い、すべての議案が承認されて12時15分に終了しました。

で、株主総会で頂いたお土産の中身は以下の通りです。

  • 横浜DeNAベイスターズ フェイスタオル
  • クリスピーサンドワッフルショコラ
  • 会社案内
  • DeNAクリアファイル
  • ミネラルウォーター

今年もDeNAベイスターズグッズがありました。また、DeNAのお土産で毎年入っているのが洋菓子。これもまた嬉しいですね。

クリアファイルは、中に株主総会の会場図や注意事項、アンケートが入れられており、何故かアスクルのロゴ入りボールペンがついていました。去年のボールペンはDeNAのロゴが入っていたようなので、手配ミスか予算削減かのどちらかでしょう。

ミネラルウォーターは、株主総会中に飲めるように入れられていたのだと思います。

 

まとめ

というわけで、初めての株主総会を経験してきました。

印象としては、会社の成長計画も含め、インパクトのある発言もなく、やや弱気な印象を受けました。業績が下がり続けているので、それが影響しているのかもしれません。

ただ、この株主総会がデフォだとは思えないので、機会があれば別の会社の株も購入して参加してみようと思います。

それではまた、see you!

 

 

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