ブロガー必見!テレ東的、ブログのネタを量産する7つの秘訣

書評
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最近、テレビ見てますか?

テレビ東京と言えば、昔はアニメか旅か演歌というイメージだったのですが、最近ではなかなか他局ではあまりやらないような、独創的な番組が増えてきました。

その独創的なアイディアの生み出し方は、ブログを書く上で非常に役に立つものでした。

テレ東的、一点突破の発想術 (ワニブックスPLUS新書)

 

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「◯◯しているだけ」はアイディアへの褒め言葉

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「◯◯しているだけの番組」は、アイディア1点の入り口から、無限の広がりを見せてくれます。逆に、1点のアイディアに自信が持てず、あれやこれやと欲張って流行や情報をプラスして補うと、番組の軸がブレて見えます。

いきなり胸が痛くなるような話です。ブログでもよく言われているのが、「取り扱うテーマを一本化して、そのジャンルに特化したブログの方が、集客しやすくSEO的にも強い」ということ。

このブログも、当初はビジネスに特化した内容をテーマとしていましたが、あっという間に行き詰まり、ただただ書きたいことを書く雑多ブログと成り下がってしまいました。

その結果が、「このブログは何がしたいんだ?」という軸が全くない面白味のないものとなってしまったのだと思います。

ただ、私の場合、ブログを書くのは半分趣味みたいなところがあるので、何かに縛られたくなかったという理由もあります。PVや収益ももちろん大事ですが、それよりも、自分が今その時に気になったことを書きたいというスタイルは、これからも変える気はありません。

その代わり、セカンドブログであるレシピブログは、軸をブレずに更新していきたいと思います。

参考記事:はてなブログを使ってみたかったので別ブログ作りました

 

自由よりもある程度制約があったほうがアイディアが生まれる

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自由な発想でアイディアを生み出すということをよく聞きますが、自由というのが一番アイディアの出ない状況だったりします。

例えば、突然「好きに絵を描いてもいいよ」と言われて、あなたは何を描きますか?

おそらく、多くの人が、何を描いたらいいのか困るのではないでしょうか。

自由な発想は、むしろある程度の制約があったほうが生まれるということがあります。「あれをしてはダメ」「これをしてはダメ」というネガティブな制約だけでなく、「このテーマだけで考えてみよう」とか「これだけで書いてみよう」といったユルい制約を設けることでも、アイディアを量産することができるそうです。

 

無理やりアイディアを量産する7つの秘訣

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では、本書に書かれていたアイディアを量産する秘訣を紹介します。

ひとりぼっち会議のススメ

自分が何をやりたいか、少しの時間でも自分の頭の中で整理し、できればメモにまとめる「自分会議」をするかしないかで浮かぶアイディアの数は100倍違ってくると思います。

最近ではFacebookなどで、「早起きして出社前にカフェで自分会議中!」なんて投稿している人、多いですよね。そういうのを見ると、どんなつもりでアップしているんだろうと思ってしまう私は悪意の塊なんですかね…。

まぁ、それは別としても、一人の時間を確保して自分の考えをまとめるというのは、確かに有効です。実際、わたしもゆっくり湯船に浸かっている時などに、ブログに書きたいことが浮かんでくるなんてことがよくあります。

自分の思考を整理して、頭の中に新しいアイディアが湧き出る隙間を作るというのは、必要なことかもしれません。

企画の種を見つける7つの方法

・街の変人を観察する
・尊敬リストを作る
・嫉妬リストを作る
・アイディアのソムリエを見つける
・アイディアの百貨店を近所に見つける
・畑違いのランキングを置き換える
・アイディアには「いいね!」を押しまくる

変人を観察するというのは、自分とは縁遠い人を観察すること。尊敬リストは、異業種のスゴイを集めること。嫉妬リストは、同業種のスゴイを集めること。

そういった様々な角度からヒントを見つけると、思わぬアイディアが生まれてくることがあります。

また、アイディアのソムリエは、面白いモノや、オススメのものをドンドンと紹介してくれる人。アイディアの百貨店は、短時間でヒット商品やオススメのモノが見つかる場所やお店など。

自分のインスピレーションを刺激してくれる人や場所は、アイディアが生まれるネタの宝庫となります。

畑違いのランキングを置き換えるというのは、異なるジャンルでヒットしているものを分析し、自分の畑に置き換えてみるということ。

そして、アイディアに「いいね!」を押しまくるというのは、勝手に自分でアイディアをボツにするのではなく、ポシティブなノリを保つことが重要なのだそうです。

無理やりフォルダ分け発想術

例えば、秋の特番だったら、「運動」というテーマでブレスト。「読書」というテーマでブレスト。では、これら以外で「◯◯」に当てはまるテーマがないかブレスト。そこで「失恋」というテーマが面白かったら「失恋」というテーマでブレストと、ドンドンとフォルダ分けしていきます。
すると、「秋」という大きなフォルダの中に、例えば10個の「テーマ」フォルダが生まれ、その10個のフォルダの中に、10個づつのアイディアがはいります。

0からアイディアを生み出すのは確かに大変です。それを、まずはざっくりとしたテーマを決めて、そこからドンドンと細分化していくと倍々方式でアイディアがドンドンと増えていきます。

また、大雑把なテーマを出すことにより、ユルい制約を作り、より深い発想のアイディアが生まれたりするものです。

これは、自分一人の考えを整理するときだけでなく、複数人で行うブレーンストーミングでも有効な方法です。テーマが増えればそれだけ話の話題が増えるので、ドンドンとアイディアが湧き出てきます。

無理やり掛け合わせ発想術

ストックしたアイディアの種1点だけだと企画にならない時、もう1点のアイディアをぶつけます。簡単に言うと「アイディアの掛け合わせ」です。
点と点の距離が離れているほど、長い線ができます。

ブログのネタや企画のアイディアに限らず、特徴や自分の武器もかけ合わすことで魅力が増します。

コツとしては、どれだけ点を持っているか。どうやって点と点を結びつけるかといった線を結ぶ技術を持つこと。

それをマスターすれば、独創的なアイディアがボンボンと生まれてきます。

この発想は、このブログでもたびたび取り上げている才能・スキルの掛け合わせに通ずるものがありますね。

関連記事:「BABYMETAL」に見る、異なるものをかけ算して「レアな存在」になるということ

アイディアAを固定してテーマに

テーマとはパスタのようなものです。パスタそのものは変わらなくても、ソースを変えることでたくさんのメニューが生まれます。逆にパスタを決めないと、ラーメンもカレーも寿司も出す、なんだかよくわからない店になってしまいます。

自由な発想と、掛け合わす二つの要素を両方ともコロコロと変えてしまっては、発想がブレてしまいます。まずは軸となるテーマを固定することで、ユルい制約が生まれます。

このとき、ポイントは、固定したテーマの近いものを掛け合わせないこと。点と点の距離が離れているほど、長い線ができるように、二つのテーマが離れていれば離れているほど、より独創的なアイディアとなるわけです。

自分の「好き」を知ると、テーマが見つかる

好きの見つけ方には二つあります。一つは興味があるものの共通点から見つける「好き」と、もう一つは「なぜ?」を繰り返すと見えてくる「好き」です。

好きなものは深掘りするのも簡単ですし、二つを掛け合わせたあとのイメージもしやすくなります。イメージを膨らませやすくなると、アイディアを量産することができます。

テーマを他人に決めてもらうのもOK

好きなものがないという人は、他人の力を使うと言う方法もあります。本書の中では、信頼できるキャッチャーを見つけるということをススメています。

二つ目の秘訣に出てきた、「アイディアのソムリエ」が信頼できるキャッチャーに当たります。

人によっては、ゼロから1にするのは苦手だけど、1を10とか100にすることは得意という人がいます。であれば、他人にドンドンと1を出してもらい、そこからアイディアを量産すればいいというわけです。

 

まとめ

テレ東は、日テレやフジテレビなどの他局と違い、圧倒的に低予算で番組を作らなければならないという制約があります。

「有名なタレントを使えないから無理!」とか、「この予算じゃ何もできないから無理!」と、無理な理由を挙げるのは簡単ですが、その制約の中で、アイディアを絞って作ったのがテレ東の人気番組の特徴です。

本書で紹介されていたアイディアの生み出し方は、ブログのネタ探しだけでなく、普段の仕事や生活にも役に立つと思いますよ。

それではまた、see you!

 

 

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