信用には銀行の金利のようなものがついている

マインドハック
スポンサーリンク

sit-364978_500

今さらながら7つの習慣を読んでいるので、最近はそこで学んだ事に関するエントリーが多いのですが、7つの習慣のなかで「信頼残高を増やす」という事が書かれていました。

信頼残高だなんて、まるで銀行の預金みたいだなぁと思ったので本日はそんな内容です。

関連記事:主体的であるということは自分の人生に責任をもつこと

関連記事:人の話を「聞く」のに大事なことは「深く聞く」ということ

関連記事:原理原則に従うと判断に迷うことがなくなる

 

スポンサーリンク

 

プラスの利息は小さく、マイナスの利息は大きい

bank-note-209104_500

銀行の金利を考えてください。私たちがどんなに貯金をしたとしても、その金利はあってないような数字ですよね。逆に住宅ローンなどの借金を考えると、年間数パーセントの金利がつきます。一生懸命返済しても元本が減らないのは金利があるからです。

ではこれを信頼とか信用に置き換えてみてください。人間の印象は、プラスの印象よりもマイナスの印象のほうが残る傾向にあります。

長い時間をかけて信用とか信頼を積み重ねてきて、ようやく人から信じてもらえたりします。しかし、そんな長年の付き合いも、些細ないざこざから関係が悪くなってしまうというようなことはありませんか?それも結局はマイナスのほうが強いからです。

 

絶対量がおなじでも利息の差でマイナスが大きくなる

man-272679_500

プラスとマイナス、同じ量の印象ならば、圧倒的にマイナスが強く残ってしまいます。プラスとマイナスの関係は一対一ではないのです。

プラスの貯金には利息はほとんどつきませんが、マイナスの借金の利息はかなり大きいからです。絶対量で考えた場合、プラスとマイナスが同じ量であれば、利息が大きい分マイナスが強くなってしまうのです。

マイナスの信用を埋めようと努力しても、利息が大きいので、なかなかプラスにはならりません。さらに、返済が滞ると利息が大きくなり、いつまでたっても元本は減っていかなくなります。

失った信用は、継続的に失った以上の信用を積み重ねなければ、プラスにはならないのです。

 

夫婦関係の仲も同じ

argument-238529_500

夫婦も所詮は他人です。身内だからと夫が甘えて好き勝手すると、どんどんと利息が増えていき、嫁の機嫌はいっこうに治りません。どんなに謝ったり機嫌をとったりしても、何かにつけて昔の話を持ち出して文句を言われたりした経験がある夫は少なくないはずです。

嫁がいつまでも昔のことを根にもって言ってくるのは、信用を失い、溜まった負債の元本がいっこうに減っていないからです。

だから、どんなにプレゼントをしたり、外食に連れていったり、謝ったりしたとしても、それは負債の元本を減らしているのではなく利息を返済しているだけです。元本を減らすには、場当たり的にプレゼントや謝罪をするのではなく、継続的に信頼をコツコツと積み重ねていくしかないのです。

 

まとめ

いかがでしたか。この事に気がついたときに、ようやく嫁とケンカする理由が分かりました。

嫁は毎回過去のことを繰返し指摘してくるのですが、私は謝罪もして指摘されたことは治しているのだから済んだことと思っていたのです。

しかし、利息を少し返済しただけだったのでなに一つ解決はしていなかったのです。それがわかっただけでも仲直りの方法とかも変わってきます。

とりあえず今はケンカしているわけではありませんが、少しづつ信用を増やしておこうと思います。

 

コメント

  1. […] アウトプットを面倒だという人は、これからも金持ちに搾取される側でいるだけ […]