サッカーW杯 日本代表の試合が2試合終わったけど、まだ戦犯探しをするのは早い

公開日: 戯言

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サッカーのブラジルワールドカップが開幕して1週間が経ちました。日本は予選リーグ2戦を消化して現在1敗1分け。

過去最高のメンバーがそろったと前評判が高かったため、日本中が大きな期待をしていましたが、1試合を残して早くも落胆ムードに包まれています。

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メディアは軒並み批判記事ばかり

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予選2試合を終え、メディアは軒並み批判的な記事を並べています。個人ブログも戦術面や選手個人のコンディションの悪さなどを指摘し、早くも戦犯探しをしているような記事ばかり。

確かに期待が大きかった分、期待に応えてくれていない日本代表に対して不満や批判があるのはわからないでもありません。

コートジボアール戦は攻めのサッカーをした結果

しかし、冷静になって考えてみてください。初戦は日本のストロングポイントである左サイドから先制点をあげているわけですし、逆に相手側としては攻撃に特化している日本の左サイドを中心に攻めれば得点のチャンスは生まれます。

その弱点をわかっていながら、守りではなく点を取るために攻める戦術をとったのは、ザッケローニ監督が就任当初から目指していたサッカーなのです。

ギリシャ戦は退場者が出たことで厳しい試合に

そして2戦目のギリシャ戦。前半早々に相手の中盤の選手に退場者が出て、多くの人は相手が10人になったのに勝てなかったとか、試合中のボール支配率が7割近くありながら勝てないなんて…という意見もありました。

しかし、私はこの退場者が出たことが逆に点が取れなかった原因だと思っています。

ギリシャは、退場者が出たことによって、より守備的な意識が強くなり、ボールは相手に持たせても得点は奪われないという守備をしてきました。

引き分け狙いというよりも、得点はもともとカウンターかセットプレーで取ればいいというスタイルなので、どんなに日本がボールを持ていたとしても点が取れなかったというのはギリシャの守備が勝ったということなのです。

 

忘れちゃいけないのはこれがW杯だということ

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そもそも、Jリーグができてから日本サッカーの進化は目覚ましいものがありました。フランスW杯に初出場してから5大会連続5度目の出場となり、もはやW杯に出場するのが当たり前で、予選突破も当たり前のことのように思われています。

しかし、それはアジアに限った話だということです。多くの選手が海外に渡り、昔では考えられないほど選手のレベルが上がりましたが、それでも所属するチームで主力として活躍している選手は数えるほどです。

タレントがそろっていたのは日本代表だけではない

対するコートジボアールにはヤヤ・トゥレがいますし、ドログバもいます。今季セリエAで2位となったASローマで主力として活躍しているジェルビーニョが10番でいますし、12-13シーズンにオランダで得点王となったボニーもいるのです。

いくら日本が過去最高のタレントが揃ったと言えど、対戦相手も同じくらい、いやそれ以上のタレントがそろっているのです。

そして、ギリシャ。飛びぬけたタレントがいないため、力が劣ると思われてますが、堅守速攻のスタイルで過去にヨーロッパ選手権を制したこともある強豪国です。

勝ち抜くことすら難しいヨーロッパ地区の予選を9勝1敗2分け、12試合中8試合が失点0という結果を残して勝ち抜いてきたチームなのです。

スペインやイタリアなど強豪国も苦戦している

そもそも、W杯というのは各大陸の厳しい予選を勝ち抜いてきたチーム同士の戦いなのですから、前評判が高くても結果が出ないことはよくあります。

前回優勝したスペインは、初戦の敗戦を引きずって2戦目も負けてしまい、早々に予選敗退が決まっています。死のグループといわれたD組では優勝経験のあるイタリア・イングランド・ウルグアイではなくコスタリカが早々に予選突破を決めています。

何が起こるかはわからないのがW杯なのです。

 

戦術批判をしても何も変わらない

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結果が出ていないことに対して、一番多い批判はザッケローニ監督の戦術に対してでした。その中で多かったのが試合終盤のパワープレーに対する批判です。

DFの吉田選手を前線に上げてパワープレーをするのであれば、それまで選出していてオランダでもそこそこ結果を残したハーフナー・マイク選手を選べば良かったんだとか、そもそも親善試合でもほとんどやらなかったパワープレーに走らず、日本本来のスピードあるパス回しに徹すればよかったのだとか、色々です。

しかしながら、そもそもそれまで試合の終盤にハーフナー・マイク選手を投入してパワープレーをしていた試合が過去何試合もありましたが、日本の武器とはなりませんでした。だからハーフナー・マイク選手を選出しなかったわけですし、一度は捨てた戦術を使わなければならなかったほど、日本のチームに相手を崩せるだけのスピードがなかったということです。

本番で戦術を変えることなんて歴代の代表でもあったことです。前回のW杯でもそれまでの戦術を突然捨てて、アンカーに阿部選手を配置して本田選手のワントップというぶっつけ本番の戦術をとったのです。

結果が出れば称賛され、結果が出なければ批判の対象となるのがプロの世界ですが、責任探しをしても結果は変わりません。それならば、日本が託したザッケローニ監督を信じるしかないのです。

 

そしてまだ終わったわけではない

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期待していた分、落胆が大きいのはわかります。しかし、それこそ本田選手や長友選手がずっと「目標はW杯優勝」と言い続けていたことや、これまで得点力不足と悩んでいたのが、ザッケローニ監督が就任してから攻撃的な戦術になり、点を取れるチームになったからこそ日本中が本当にやれるのではないかと思うことができたのです。

そしてW杯はもう1試合残っています。予選リーグで一番強いと言われるコロンビア戦なのであきらめムードになっていますが、これはW杯です。何が起こるかわかりません。

相手は早々に予選突破を決め、次の試合は主力を温存する可能性もありますし、無駄なカードをもらわないように、ボールを持った時のチェックが甘くなる可能性もあります。

死に物狂いで戦う日本と、消化試合となったコロンビア。むしろ期待しない理由がありません。落胆して不平不満よりも、前向きに我らが日本代表を応援しましょう。

頑張れニッポン!!

 

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  • 名前:コヤマタカシ
    上場企業で働きながら週末社長として起業しました。起業した記録とマインドハックを備忘録として記録しています。
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